2025年10月

「ジュマンジ」

1995年のアメリカ映画。『ジュマンジ』というボードゲームが起こす とんでもないパニックファンタジー。数10年の時を超えて、ゲームの中に封じ込まれた男(ロビン・ウィリアムズ)が復活して、子供たちと冒険する。そのゲームのハチャメチャなこと。CGを駆使して、いろいろな動物が出てくる。この映画からいくつかゲームの映画が生まれた。  評価 〇プラス

「アーサーズ・ウィスキー」

2024年のイギリス映画。ダイアン・キートン主演のファンファジーコメディ。ある不思議なウィスキーを飲んで一時的に20代の女性に若返ることを知ったシニア女性3名の冒険。そのウィスキーは3名のうちの一人の女性の夫アーサーの発明品だった。彼女らは、できなかったことを次々に成し遂げ、ついにはラスベガスに旅するが、、、。そこでダイアン扮する女性が急死してしまう。でも悔いはなかった。実際先日ダイアンの訃報に接し、感慨深いものがあった。 評価 〇

「ヒットマンズ・ワイブズ・ボディーガード」

2021年のアメリカ映画。昨日紹介した映画の続編。前作ではあまり出ていなかった凄腕の殺し屋の妻が発端となって、ボディーガードとの3人が活躍するアクションコメディ。刑務所に入っている殺し屋が獄内で狙われていることを知った妻がボディーガードの協力を得て脱獄させる。その後謎のサイバーテロが世界各地で起こっていて、その陰謀を壊すために3人が奮闘する。快活なドラマで肩の凝らない展開に満足できた。 評価 ◎

「ヒットマンズ・ボディーガード」

2017年のアメリカ映画。痛快なアクション・コメディ。ある仕事で失敗し第1線を退いていたボディーガードが、凄腕の殺し屋の護衛をすることになるのだが、その殺し屋とは因縁が。それを乗り越えて協力して戦う二人の活躍が見どころだった。どうも日本では劇場未公開らしい。 充分楽しめたエンタメ映画。評価 ◎

「ヴェルミリオ」

2024年のイタリア映画。第2次世界大戦末期の北イタリアの村ヴェルミリオを舞台に、大家族が織りなす人間模様を描いた作品。主役になる教師には10名の子供がいた。それぞれに成長しているが、ある時一人の脱走兵が現れたことで起こる波乱や戦争の影響を克明に、かつ冷静に見せてくれる。評価 〇

「テイクアウト」

2004年のアメリカ映画。ニューヨークの下町にいる不法移民の中国の青年が主人公。中国から単身で来てデリバリー専門の中華料理店で働いている。毎日自転車で配達している。雨の日は大変だ。その一日を淡々と描いている。頑張った末に、その日稼いだドルをすべてエレベータに乗ってきたチンピラに盗られるが、店の仲間からの援助もあった。日々の生き様の中で光明も見える。まるで本物のドキュメンタリーかと思った。 評価 〇プラス

「ボレロ 永遠の旋律」

2024年フランス映画。名曲♪boleroの誕生秘話を作曲家モーリス・ラヴェルの苦悩の元に紡ぎだした音楽伝記ドラマ。彼も普通の男で、娼婦の館にも行っていた。インスピレーションを得るための芸術家としての生活感がよく出ていた。   評価 〇

「おーい、応為」

新作邦画。 江戸末期の浮世絵師 葛飾北斎の娘:お栄を中心に描いたフィクション。夫に愛想をつかして出戻ったお栄だが、父からは「おーい」と呼ばれていたので、彼女の号が「応為」になった という説もある。父親同様、立派な絵師として、父の元で頑張ってきた様を描いている。北斎を主人公にした映画はいくつかあるが、娘に焦点を当てた映画は初めてかも。 評価 〇マイナス

「秒速5センチメートル」

新作邦画。18年前同名のアニメが発表され、一部では熱狂的なファンもできている。この監督の新海 誠氏は、その後もアニメ映画を作っていてヒットを連発している。今回はその実写版で、上映時間も2倍の2時間あり、アニメでは描かれなかったエピソードを加えている。そのためか、この映画では、女々しい男と潔い(?)女の構図になっていた。 評価 〇

「トロン アレス」

新作洋画。43年前に第1作が作られた。その時はAI という言葉もなかった時代で、近未来テクノロジーが発達して、人に代わるもの 例えばロボットのようなものが出てくるという発想だった。そして、このシリーズ第3弾は、究極のAI兵士:アレスが作られ、あらゆる戦闘に対して凄い力をもって制することができるはずだった。しかし、考えることを知った いいかえれば心を持った者として、命令とは異なる方向に向かった。深く考えずに楽しめるVFX作品だった。評価 〇プラス

 

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