「アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師」
新作邦画。題名のような痛快コンゲーム。 脱税王に対して、その滞納金約10億円をゲットしようとまじめな税務署職員が、詐欺集団と団結して罠にはめるストーリー。コメディ要素を含んでのサスペンス劇で、大変楽しんだ。配役も良かった。評価 ◎
新作邦画。題名のような痛快コンゲーム。 脱税王に対して、その滞納金約10億円をゲットしようとまじめな税務署職員が、詐欺集団と団結して罠にはめるストーリー。コメディ要素を含んでのサスペンス劇で、大変楽しんだ。配役も良かった。評価 ◎
2009年の邦画。万城目 学氏の同名の小説の映画化。封切り時に劇場で観ているが、今回は小説を読んでから改めて見た。小説の世界と全く同じことを映像で再現していることに感銘した。CGを用いての大量の鬼(式神)の造形は本当に素晴らしかった。あり得ない、ばかばかしさを真面目に映画にしている様に驚いた。 15年前の映画だが、今でも活躍している俳優、今はあまり姿を観ない者、そして鬼籍に入った女優など懐かしかった。評価 ◎
2023年のフランス映画。題名のように画家のピエール・ボナールと妻のマルトの出会いから約50年に渡る結婚生活と画家活動を描いている。長い期間で様々なこともあった。三角関係も。ただ、映画を観て感じたことは ① 印象派の次の世代の画家で、裕福だったこと ② 広い自然の中で暮らしていたこと ③ クロード・モネと親交があったことだ。ある意味至福の時間が持てた。 評価 〇プラス
新作邦画。倉本 聰氏の原作&脚本による作品。贋作とされた絵画を巡ってのミステリードラマ。しかし、その謎を解くよりも、それまでの長い期間ひっそりと生きてきた男の心情を丁寧に紡いでいた。重厚ながら理解できる映画だった。ただ、彼を支えてきた男との関係と自殺した女性の気持ちがいまいちわからなかった。 評価 〇プラス
2023年フランス映画。新米の助産師二人が、ある産科病棟にやってくる。そこで起こる様々な出来事を、ドキュメンタリータッチで見せてくれる。彼らが出産に立ち会い、突きつけられる現実に驚き、戸惑いながらもそれぞれ成長していく様がリアルに描かれている。その大変さと崇高さ、赤裸々な人間性にも触れられた。名作までは言わないが、素晴らしい佳作だ。評価 ◎
新作洋画。「1」から24年後。「1」で主人公のグラディエーター:マキシマスが死んだあと、ローマ帝国はさらなる独裁王の横暴により、混とんとしていた。マケドニアに住む男が、ローマ帝国の巨大戦艦との戦い負けて、捕虜としてローマにやってくる。グラディエーター(剣闘士)として3度の危機を超えて、様々な策略にも負けずに、一人の男(実は皇帝の孫だった!)として自立するまでを描いたスペクタクルアクション史劇。観る価値あり! 評価 〇プラス
新作邦画。原作は平野啓一郎氏の同名のベストセラー小説。「自由死=自死」が認められている近未来の日本が舞台。映画の冒頭にも2025年夏と出ていた。母子家庭で育った青年が主人公。母の突然の「自由死」に対して、納得のいかない息子が、AIを用いて母を再現するが、そこから彼の人生が動き始める。私的には、原作本で理解できなかった個所が、やはり映画を観ても腑に落ちなくて、消化不良の気持ちのみ残った。残念 評価 〇
2023年のフランス映画。題名からして続編のようだ。でもその内容は不明のまま見た。依頼人のアリバイを作る会社を廃業した男が、結婚前の両親の顔合わせという難関を前に再び会社を始動させるが、とんだ災難に見舞われる というハチャメチャなコメディだった。まあおバカなフランス男 というわけだ。タイトルかは仰仰しいが。 評価 〇マイナス
2023年のアメリカ映画。このシリーズはかつて大ヒットしているが、本作はその前日譚となる冒険サバイバル映画。第1作の数十年前を舞台に、後で独裁者となる男がいかに歩んでそうなったかを見せている。シリーズに思い入れのない者にとっては、各地域の代表の若者たちが殺し合うという近未来はやはり辛いものがあった。評価 〇
2023年のアメリカ映画。邦題のように、結婚式を貸し切りのリゾートホテルでしようとしていたところに、武装した集団がやってくる。式を行おうとしていたグループも、襲った者たちも共に、特殊部隊の隊員(傭兵)たちだった。ハチャメチャの展開で、巻き添いを食った者たちが大変だった。ガンアクションだけのB級作品。評価 〇マイナス