2025年10月

「ザ・ボディーガード ローグ・ミッション」

2023年のアメリカ映画。南米独裁国家を取材するために、女性ジャーナリストは、身辺警護のために雇ったボディーガードと二人でそこへ出向く。丁度クーデターに遭遇し、大統領と3人でジャングルの中を逃走する。悲惨な場面も多々あるが、基本的にはコメディ要素も含んだアクション映画。気楽には見られないが、まあ安心して二人の行動が楽しめた。アメリカ映画ならではの快活さがあった。 評価 〇プラス

「ファンファーレ! ふたつの音」

2024年のフランス映画。幼い時に分かれた兄弟がいた。兄は高名な指揮者になったが、ある日白血病に罹る。骨髄移植を求めて弟と再会する。弟はそれに応じる。助かった兄はそれ以降、弟とつきあうようになる。弟は小さな工場で働きながら同僚と吹奏楽を楽しんでいた。しかし、生活は苦しい。その兄弟の関係を、大人の目線で冷静に描いている。ラストのアンコールでの♪ボレロの演奏は圧巻だった。 評価 〇プラス

「沈黙の艦隊 北極海大海戦」

新作邦画。長い原作漫画の映画化の2作目。題名のように北極海でのアメリカの潜水艦2隻との遭遇とバトル、ならびに日本国内で原潜「やまと」の国家を容認するかどうかでの審判をあおぐ総選挙の行方の二つが中心になっている。さらに終盤では、ついに「やまと」がアメリカ本土近くまでくる という展開に。緊張感のある題材だ。但し、今後何本作られるのか?  評価 〇

「愛を耕すひと」

2023年のデンマーク映画。18世紀のデンマークで、貴族の称号をうけるために荒野の開拓に挑んだ元ドイツ軍人の奮闘と苦悩を描いた重厚な歴史ドラマ。一人で荒野の開発に向かう。その後徐々に人が集まる。逆に抵抗や邪魔も数多くあった。ラストシーンは、それまでの努力を捨てても命を救われた女性を助ける というヒューマニズムがあった。評価〇プラス

 

「ジャッジ・アイズ 復讐捜査線」

2024年のアメリカ映画。実業家失踪事件の捜査を依頼された私立探偵が主人公。その裏には人身売買の絡んだ闇の組織の存在があった。 この映画、冒頭男の私立探偵(アントニオ・バンデラス)がさっそうと登場して、彼が主人公かと思っていたら、その数分後刺殺されてしまう。そしてその弟子である女性がこの映画の主役だった! という驚きの展開があった。本編はさらなる凄い展開だったが。 評価 〇プラス

「悪党に粛清を」

2014年のデンマーク映画。いわゆる西部劇。デンマークから新世界に渡った男が主人公。数年後妻子を故郷から迎えたが、直後悪党に殺されてしまう。その復讐劇。アメリカ開拓時代にはこのような悲劇も多々あったようだ。最後は口にきけない女と再起を果たすべく荒野を後にする。これまたよくあるパターンだった。 評価 〇プラス

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