2022年12月

「ローグ・アサシン」

2007年のアメリカ映画。意味不明の邦題だが、原題は”War”でこれまた❓だ。伝説的な殺し屋”ローグ”に東洋系の相棒とその一家を殺されたFBI捜査官が主人公。数年後、再び動き出した”ローグ”に対して、復讐の気持ちで臨むが、、、、、。最後は予想外の展開になってサプライズを感じた。 評価 〇プラス

「ケイコ 目を澄ませて」

新作邦画。聾唖者の女性がボクシングに打ち込む姿を淡々と描いている。実話に基づく話でプロデビューしてからの戦績もその通りだった。ボクサーの役造りは大変だが、主人公の岸井ゆきのは実によくやっていた。それだけでこの映画の価値がある。100分弱と短いため、もう少し先の未来が見たかったのは贅沢かな? 題名にやや違和感あり。評価 〇プラス

「かがみの孤城」

新作邦画アニメ。原作は2018年本屋大賞を受賞した辻村深月さんの小説。高校生の主人公「こころ」が高校に入ってのイジメから不登校になる。その後不思議なことがおこり、同じような高校生6名と共にお昼だけある孤島の城に行くようになる、、、。ファンタジーと現実のイジメ問題をうまく融合させていて、生身の実写では辛い話をアニメならではのテイストにしていた。評価 〇

「ボス・ベイビー」

2017年のアメリカ映画。中身はおっさんの赤ちゃんが騒動を巻き起こすアニメ作品。7歳の少年ティムの家に弟としてやってきたベイビーは、ある任務を持っていた、、、、。痛快アクションコメディ。アイディアがユニークで素晴らしかった。 評価 〇プラス

「キャスティング・ディレクター ハリウッドの顔を変えた女性」

2012年のアメリカ映画。ドキュメンタリー作品。題名のように、革新的な配役方法を編み出したキャスティングの先駆者:マリオン・ドハティを取り上げた映画。大物映画人らの証言を交えて、彼女の功績とその知られざる仕事の内容を見せてくれた。映画の歴史として重要な作品だった。 評価 〇プラス

「Dr.コトー診療所」

2003年と2006年にテレビで放送された連続ドラマの後日談(現在)を語った初劇場版。当時のキャストが出ているのが懐かしいし、中島みゆきさんの主題歌が聴けるのも嬉しい。物語はそれぞれ今も島で生きていて、様々な日常の中で命を守るということをみせてくれる。さらに個人の犠牲の上で成り立っている医療の現場の厳しさも述べられていた。評価 〇プラス

「アバター ウェイ・オブ・ウォーター」

新作洋画。待望の13年ぶりの2作目。ジェームズ・キャメロン監督作品。前作は森に住むナヴィ族と「アバター」の話だったが、それから約10数年後、主人公のジェイク・サリー一家を執拗に追う海兵隊員たち。彼らもまた「アバター」となっていた! 森から遠く海沿いに引っ越した一家に起こる様々な出来事。アクションとしても一流だが、今回のテーマである海の生活感が見事だった。IMAX3Dで観て大満足! 3h12も長く感じなかった。評価 ◎プラス

「ゴーストバスターズ /アフターライフ」

2021年のアメリカ映画。かつて1980年代にニューヨークを舞台にしたこのシリーズが作られたが、その続編。かつて”バスターズ”の一員であった祖父が封印したゴーストが田舎町で暴れ出し、孫たちがかつての遺品を武器に戦うティーンズムービー。時も変わればこのようなシテュエーションもありかな?! 評価 〇

「ライフ・ウィズ・ミュージック」

2021年のアメリカ映画。「音楽と共の生活」ではなくて、『ミュージック』は女性の名前。彼女は自閉症の少女。祖母と暮らしていたが、その祖母が急死して、唯一の肉親である疎遠の姉と暮らすようになる。二人の生活は大変で、何度も挫折をあじわうが、、、。素顔を表さないシンガーソングライターのシーアが制作&監督している。 評価 〇プラス

「サラの鍵」

2010年のフランス映画。ホロコーストの悲劇をその当時(1942年)と現在の二つから描いた作品。パリ在住の女性は自分たちが住むアパートに、かつて収容所に送られたユダヤ人家族が暮らしていたことを知る。彼らがその後どうなったかを追跡するうちに、当時のフランス政府のナチスドイツへの協力の事実が明らかになる。かつて劇場で観て心振るわせられたが、今回も同様だった。 評価 ◎

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