2021年09月

「シチリアーノ 裏切りの美学」

2019年イタリア映画。題名の如く実在の大物マフィアの半生を描いた犯罪ドラマ。シチリア島を出てブラジルに移住した元大物。彼がいなくなってマフィア内での権力闘争が起こり100名以上の男が殺された。主人公の男の友人や親族までそれが及んで、遂に彼は仲間を警察に告発する手段をとった。彼はその後天命を全うした。感動はなかったが、仲間を裏切ってまでの行動には強い信念を感じた。評価 〇

「ムーラン 美しき英雄」

2020年の中国映画。昨年ディズニーが「ムーラン」という実写の映画を作ったが、コロナ禍で劇場公開されずにNET配信のみになった。これは同様の原作(? 言い伝え?)による新作。国の英雄となった男装のヒロインの新たな試練を描く冒険アクション映画。特に新鮮味もなかった。 評価 〇マイナス

「先生、私の隣に座っていただけませんか?」

邦画の新作。題名の「先生」が誰を指すのかは最後にわかる。ユニークな題名だ。漫画家の夫婦が主人公。スランプの夫と好調の妻。二人で仕上げている漫画の連載が終わる。その時期に妻の母が事故に遭い、二人は実家に帰る。妻は運転免許取得のために自動車学校に通う。妻が密かに描く絵コンテは虚々実々な日常が描かれていたが、、、。一種のコンゲームともいえるが、私には納得しかねた個所が残った。評価 〇

「フリー・ガイ」

アメリカ映画の新作。全米では興行成績が1憶ドルを超える大ヒット作品だが、日本では全く話題にならなかった。その劇場公開の最終日に行った。朝一で観客は私だけだった。ゲームのモブキャラ(脇役)の一人として設計された銀行員ガイが、ある時女性に恋をして自分のキャラに疑問を持つ。AIが偶然加わりゲーム内のプログラムや設定を超えて勝手に「いい人」を演じ始める という奇想天外なストーリー。それを守ろうとするゲーム開発者と壊そうとする経営者の戦いもあり、CGを用いての上質のエンタメになっていた。評価 〇プラス

「ウルブズ・コール」

2019年のフランス映画。原子力潜水艦を舞台にしたサスペンス。勤務中に聴きなれないソナー音に戸惑った分析官が主人公。それは敵の潜水艦から出る『狼の遠吠え』のような音だった。邦題はそこからきている。その失敗から一度は任務を外されたが、次に同様の危機(機会)が訪れる。緊張感のある一種の戦争映画だった。その結末も含めて納得!の作品だった。 評価 ◎

 

「ブレイク・タウン」

2020年のアメリカ映画。田舎の町に住む保安官が主人公。ある日大勢のギャングがその町の銀行を襲ってきた。部下と二人でそれを阻止すべく知恵を出して対決する。古いタイプのB級映画だが、見所もあった。評価 〇マイナス

 

「きみの瞳が問いかけてる」

2020年の邦画。中途失明者の女性とキックボクサーの青年の切ない恋を描いている。男は罪を犯して選手生命が危うくなっている。偶然出会った二人がお互いの過去の事件に関係があるという劇的なストーリー。果ては手術によって視力が回復するなど、おかしさはあるものの主役二人の魅力で何とか最後まで見られた。評価 〇

 

「SKIN 短編」

このコーナーで9月9日に紹介した映画「SKIN  スキン」の基(?)になった21分の短編。2018年度第91回アカデミー賞で短編実写映画賞を受賞した問題作。白人至上主義者の父親に洗脳された少年が引き起こす悲劇。人種差別問題を子供の視点から映し出していた。母親役が長編と同じ俳優だった。この短編の中にいろいろな問題が包括されているのが凄い。評価 ◎

「ペーパーボーイ 真夏の引力」

2012年のアメリカ映画。題名は若い「新聞記者」またはそれに携わる少年を意味している。ベストセラー小説の映画化。フロリダに住む少年は夏休みにだらだらと過ごしていたが、記者の兄が冤罪かもしれない事件の真相を追うのを手助けする。調査を依頼した女性がとてもセクシーでまぶしかった。そして事件の真相は思わぬ方向に進む。なかなかハードな内容だった。 評価 〇

「1/8 ハチブンノイチ」

2019年のポルトガル映画。無人島を舞台にしたサバイバルアクション作品。といっても一味趣が違うストーリーになっている。ある島に集められた8人の男女が最初はテレビの「サバイバル番組」の一環として自給自足の生活の能力を競うゲームと思っていたが、実はエイリアンに支配されつつある地球をどうするかの本当の意味でのサバイバルだった! ちょっと荒唐無稽すぎたかな? 評価 〇マイナス

 

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