2024年07月

「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」

新作洋画。有名な歌をタイトルにしているが、果たして内容と合っているかな? しかし、覚えやすいし、インパクトはある。1960年代米ソの宇宙対立加熱している。よく知っているその対決と1969年アポロ11号の人類初月到達までの過程と、さらにそこでの月着陸を模写して地上でフェイクを作ってテレビで見せていた という「都市伝説」を逆手に取った映画。それなりに面白かった。黒猫がキーだった! 評価 〇プラス

「キングダム 大将軍の帰還」

新作邦画。このシリーズの第4作目になる。副邦題のように、主人公:新の活躍とともに、大将軍:王騎の総大将としての華々しい対決とその最期を見せてくれる。相変わらずの戦争のモブシーンに圧倒される。これまでの集大成のように様々なキャラクターが出てきてたまらない。 ただストーリーとしては平凡だった。 評価 〇

「お母さんが一緒」

新作邦画。長崎に住んでいる3姉妹(29~40歳)が、母の誕生日の祝いをするために4人で熊本(?)の温泉地に行く。姉二人は日ごろから何かと口喧嘩をしていて、この旅でも同様。そこに三女の結婚の報告とそのフィアンセが来たことからさらなるバトルが生じるが、、、。ワンシチュエーションの会話劇で、元々舞台劇でもあった。納得。評価 〇プラス

「ブルービートル」

2023年のアメリカ=メキシコ映画。DCコミックスのヒーローもの。古代の異星人兵器「スカラベ」と融合したメキシコの青年が、なりたてのスーパーヒーローとして悪と戦う。まずまず 評価 〇プラス

 

「バーニング・マウンテン 紅蓮の脱出行」

2023年のアメリカ映画。凄い邦題で中国映画かと思った。山火事に巻き込まれてしまった一家が命がけで避難をするパニック映画、さすがにカジノシーンは凄い。B 級テイストの映画。 81分と短いのもよい。評価 〇

「苦い涙」

2022年のフランス映画。 かつての映画を現代風にしたリメイク。監督は鬼才:フランソワ・オゾン。若い男優に熱を挙げた中年映画監督の姿を軽妙に描いている ようだが、底には同性愛があり、私には受け入れがたいものがあった。よって、なぜ? いま? としか評価できなかった。 △

 

 

 

「母の聖戦」

2021年ベルギー&メキシコ映画。誘拐ビジネスが横行するメキシコが舞台の社会派ドラマ。ある日突然愛娘が拉致されたと見知らぬ若い男から連絡を受ける。身代金を持参して約束の場所に行くが、娘はいなかった。その金額が足りなかったと再度催促されるが、以後連絡は途絶える。母は独自に、知り合った新任の警察特別部隊と共に誘拐犯人たちを追うが、、、。厳しい現実に言葉も出なかった。 評価 〇プラス

「ミュータント・タートルズ :ミュータント・パニック!」

2023年のアメリカ映画。かつて実写でのシリーズがあったが、今回はそのアニメ映画。元々コミックが原作なので、原点に返った感じ。よって、ストーリー的には新しさはなかった。NYの下水道で暮らす超能力を得たカメの4人(?)が犯罪組織と戦うもの。評価 〇

「トリとロキタ」

2022年のベルギー映画。アフリカからベルギーに渡った移民の姉弟の二人が主人公。過酷な現実の中で悪事にも手を染めながらも必死で生きているが、、、、。辛い現実を直視して、客観的かつ冷静に描いている。姉の射殺で映画は終わる。ムーーーン。評価 〇

「コンパートメントNo.6」

2021年のフィンランド&ロシア映画。フィンランドの若い女性がモスクワ発の寝台列車で、ある場所まで旅をする。その列車内で、粗野なロシアの青年と同室になる。そこが題名の個室だ。最初はぎくしゃくした関係で居心地が悪かったが、あることから一転して仲がよくなる。そして彼女の目的の場所が真冬の時期で行けなくなった時、彼が助け舟を出す、、、。カンヌ国際映画祭で、第2位のグランプリを獲得している。 評価 〇プラス

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