院長コラム

「君は月夜に光り輝く」

2019年の邦画。ある小説の映画化。「月光病」という不治の病に侵された高校生女子とその同級生の男子の話。その病気は死期が近づくと体から光を放つ という症状が出る。治療方法はなくて、その病因究明のために少女は病院に入っている。クラスの代表として見舞いに来た少年と仲がよくなり、彼女が外でできないことを実践するようになる。病気からしていい加減な設定であるが、十台の純な気持ちをうまく表現していた。評価 〇

「雪の華」

2019年の邦画。中島美香の同名の大ヒット曲をモチーフにしたラブストーリー。ひったくりに遭った不治の病いで余命1年の女性が、それを助けたガラス工芸家を目指す青年と知り合う。その後期限付きの条件で恋人の契約をして付き合う。そして二人でオーロラを見にフィンランドに旅する。おそらく白血病だろうが、あまりに綺麗すぎる設定に小父さんとしては荒唐無稽さを感じたが、あのような若い二人が今の日本にもいてくれたらいいな とも思った。評価 〇

「THE GREY 凍える太陽」

2011年アメリカ映画。これも主人公は昨日と同じリーアム・ニーソン。極寒のアラスカを舞台に繰り広げられるサバイバルアクション。飛行機に乗っていて墜落した中で助かったのはわずか7名の男たち。寒さ以上に生命の危機を感じたのは狼の群れだった。過酷な状況下で何とか生き延びようとするが、一人ずつ倒されていく恐怖映画。最後は誰も残っていない? 厳しい作品だった。評価〇

「スノー・ロワイヤル」

2019年アメリカ映画。題名のように冬の雪深い場所が舞台。しかし、内容は邦題ではわからない。地道に生活していた主人公の男の息子がコカイン中毒で死亡する。しかし、息子の無実を信じていた父親はその死の真相(陰謀)を暴くために、土地のやくざを通して黒幕の実業家まで辿り着く、、、。主人公が殺しには素人の普通の男 というのがこの映画のミソだった。評価 〇

「ブレス しあわせの呼吸」

2017年イギリス映画。実話に基づいた人間ドラマ。1950年代幸せに結婚した主人公のロビンは仕事でケニアに渡る。そこでポリオに感染し、首から下が麻痺してしまう。呼吸も補助装置をつけないと生きていけない状態になるが、新妻ダイアナの献身的かつ進歩的な介護の甲斐もあり、ロビンは社会生活ができるまでになる。そして同様の人々に勇気と未来を与えた。感動的なストーリー。評価 〇プラス

「かぞくいろ―RAILWAYS わたしたちの出発ー」

2018年の邦画。地方鉄道を舞台にした人間ドラマの第3弾。有村架純扮するシングルマザーが、鹿児島県と熊本県を結ぶ肥薩おれんじ鉄道の運転手を目指す。夫が急逝し、その連れ子と共に祖父の住む鹿児島に東京から移ってきた女性の成長と頑張りを見せている。評価〇プラス

「男はつらいよ 50 お帰り寅さん」

今年も一日1本したためますので、よろしくお願いします。

さて今年の1本目は、この邦画! 題名に「50」があるようにこのシリーズの50作目に当たる。48作目までは年に1~2本のわりで作られてきたが、主演の渥美 清さんの死去に伴い、長いブランクというかシリーズも終わってしまった。この度生きている俳優たちを再び動員しての「その後」を作った。山田洋次監督自身も90歳が近い。シリーズの46本目くらいからは甥の満男の生き方と恋が中心になっていたので、本作はその延長戦になる。懐かしさとやるせなさが同居した内容になっていた。まあ仕方のないことだろう。評価 〇プラス

「しゃぼん玉」

2017年の日本映画。乃南アサの小説の映画化。犯罪(窃盗と傷害事件)を繰り返して来た青年(林 遣都)が逃亡の末に宮崎の山村にたどり着く。偶然一人暮らしの老女(市原悦子)を助けたことから同居する。そこで生活することで、親の愛情を知らずに生きてきた彼がやっと自分に向き合い、人の情を知るようになる。無軌道な青年を受け止める慈愛溢れる老女役の市原さんの演技が光るが、彼女の遺作となった。評価 〇プラス

「オフィーリア」

2018年米=英映画。題名からシェイクスピアの「ハムレット」の相手の話とわかる。彼女の視点から描いたリサ・クラインの小説の映画化。主役は「スター・ウォーズ」シリーズのヒロイン:レイ役のデイジー・リドリー。なかなかの好演だった。日本未公開。評価 〇プラス

「スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け」

日米同時公開の新作。「エピソード9」でこのシリーズも42年で終わりを迎えた。1作目(エピソード4)の公開当時を思い出して感慨無量だ。何とか最後まで劇場で観られたことに感謝したい。そして最後の3本はすべて孫と観られたことも! 内容は最後としてどうだったかコメントは難しいが、一応終わったという感じ。最近の注目作は日米同時公開が多くて嬉しい。それにしても日本語字幕や日本語吹き替え、そして豪華なパンフレットの作成など、やればできることが判った。  評価 〇プラス

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