院長コラム

「宇宙でいちばんあかるい屋根」

邦画の新作。題名から何かファンタジーな感じをうけるが、その通りだった。主人公の14歳の悩める多感な少女が体験するある夏のひと時。不思議な老婆との出会いが彼女の気持ちを解放する、、、というストーリー。何も考えずに観るとよい。老婆役の桃井かおりさんは10代の時から見ているので、その分思い入れが大きかった。評価 〇

「幸せへのまわり道」

2019年アメリカ映画。トム・ハンクスが今年のアカデミー賞授賞式において助演男優賞候補になっていたが、映画を観るとやはり主役だろう。実在のテレビ司会者(子供向け番組)フレッド・ロジャース(T・ハンクス演じる)に関する記事を書くために、彼にインタビューを申し込んだ雑誌記者ロイドとその家族の関係を描いている。いろいろと公私にわたって問題の多いロイドがロジャースとの出会いによって癒されていく過程を丁寧に綴っている。途中退屈になったが、筋は通っていた。 評価 〇

「ベラのワンダフルホーム」

2019年のアメリカ映画。「ベラ」は雌犬の名前。元々野良犬だったベラが飼い主の少年と離れ離れになってしまうが、600km以上も離れた彼のもとに帰るまでの冒険の旅を描いている。かつてはディズニーのプログラムでよく作られたテーマだが、いつも素晴らしく感じてしまう。評価 〇

「ソアレ」

邦画の新作。小泉今日子がパートナーと制作をしているのが話題になっている。内容は今の若者の暴走(?)の話。和歌山を舞台に、役者を目指している男と老人施設で働く女性があることをきっかけに逃亡する3か月を描いている。退屈ではなかったが私にはsamethingがなかったなあ。 評価 〇

「守護教師」

2018年韓国映画。題名で何となく想像できるストーリー。女子高校生失踪事件の顛末を描くサスペンス。元ボクシングのチャンピオンが地方の高校の体育教師として赴任する。主役は私がファンであるマ・ドンソク。女子高校生の失踪と妻の拉致被害が偶然重なり、妻を救出すべく単独で事件の解明にあたる。問答無用に面白かった。評価 〇プラス。

 

「i 新聞記者ドキュメント」

2019年日本映画。題名の如く東京新聞の記者:望月衣塑子女史を追ったドキュメント。監督はこの分野で異彩を放つ森 達也。彼女に密着して日本社会が抱える同調圧力や忖度の実態を見せている。真実(?)の取材&報道が政府を中心に無視されていることも明らかにしている。今話題の菅官房長官も何度も出ている。 評価 〇プラス

「青くて痛くて脆い」

邦画の新作。大学生男女二人の話。周囲から浮いている二人がある時『世界を変える』という目標を掲げて個人サークル「モアイ」を作る。次第に人が増え注目されてきた時に、男性がサークルから離れる。そして3年後、彼は肥大化した「モアイ」をつぶそうとする、、、。題名の如く、青春の「青さ」と「痛さ」と「脆さ」を描いたサスペンス調のドラマ。それはお互いの意思の疎通の欠如と個人的な逆恨み・嫉妬からきているので、何とも言えない気まずさ&ほろ苦さが残った。 評価 〇

「虐待の証明」

2018年韓国映画。辛い題名の如くの映画。母親に殺されかけた過去を持つ女性が主人公。刑務所にも入っていたが、いまは改心して更生の道を歩んでいる。しかし、ある時両親に虐待を受けている少女と出会い、自分と同じ境遇を危惧して何とか助けようとする。また自分の母親の行為は愛するゆえのことだったこともわかる。実際にあった児童虐待事件を基にしたヒューマンドラマ。 評価 〇プラス

「ドアロック」

2018年韓国映画。単身の女性が深夜襲われる恐怖を描いたサスペンス映画。都心の古びたマンションに住む若い女性がいつもスッキリしない朝を迎えていた。ある時ドアノブのナンバーキーに不審な粉が付いていることを見つける。誰かが深夜自分の部屋に忍んでいる気配も感じる。職場でのクレーマーの男性との確執があり警察も彼を疑ったが、真犯人は別に身近にいた、、、。 ワンシチュテーションドラマ。充分楽しめた。評価 〇

「ワイルド・ローズ」

2018年のイギリス映画。スコットランドで育った素行の悪い主人公のローズの出所から映画は始まる。アメリカのカントリーソングが大好きな二人の子持ちのシングルマザーはカントリーの頂点であるナッシュビルに憧れている。あることがきっかけでその夢が叶うように思われたが、、、、。映画ならではの脚本で、ローズの母親役の存在感が大きかった。またローズの唄声には確かに魅力があった。 評価 〇プラス

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