院長コラム

「がんばれ!チョルス」

2019年韓国映画。邦題から想像できるように知能低下の成人男性チョルスが主人公。生来のものではなくて、消防士として活躍していた時に有害な煙を吸って知能低下を起こしていた。ある日彼は白血病でドナーを探している少女と知り合う。彼女の頼みでソウルからテグまで移動する。少女はチョルスの実の娘だったが、、。感動のヒューーマンドラマ。評価 〇プラス

「ライブリポート」

2019年イギリス=アメリカ映画。題名のように誘拐事件の捜査模様をリアルタイムで描いたスリラー。警官のベニーは偶然誘拐犯の一人を追跡して死亡させてしまう。犯人は二人で警察署長の娘を誘拐していた。リミットはあと64分。ローカル局の自称リポーターの若い女性と二人で生配信しながら首謀者を追う、、、。緊張感のある今までにはない趣向の映画だった。 評価 〇プラス

「いとみち」

新作邦画。題名は津軽三味線を祖母から教えてもらった女子高校生のヒロインの名前「いと」からきている。なまりが強くて引っ込み思案の彼女が町にある「メイドカフェ」でアルバイトをしたことから起こる物語。特に大事件はないが、それなりに世間の風に巻き込まれる。地域興しによる企画か? 評価 〇

「1秒先の彼女」

2020年の台湾映画。本国でヒットしたようだ。この邦題 内容的には(ネタバレになるが)『1秒先の彼女と1秒後の彼氏』だった。30歳過ぎて都会に単身で住んでいる女性(郵便職員)の日常が前半で、後半は彼女に心を寄せているドジな青年を描いている。この二人に起こるバレンタインデイを巡っての奇跡の出来事を見せてくれるファンタジー映画。観る価値はあった。 評価 〇プラス

「ARC アーク」

新作邦画。中国系の作家による同名の短編小説の映画化。「永遠の美」を手に入れた女性の近未来の物語。主人公のリナは17歳の時に子供を産み、その後ある会社に就職する。そこは遺体を生きているままの姿で保存する施術を業務とするところだった。そこでリナは天才科学者の天音と知り合う。彼は不老不死の研修をしていて成功し、二人にその処置を行う。天音は遺伝子のトラブルで命を落とすが、リナは人類史上初の永遠の命と変わらない体を得るが、、、。このような内容の映画は、いかに事実のように見せるかということと「それでいいのか?」という問題提起を常に孕んでいる。私は理解不能というかコメントができない。評価 △

「シークレット・ジョブ」

2020年韓国映画。『秘密の仕事』って何? 廃業寸前の動物園を舞台にしたコメディタッチのヒューマンドラマ。そこに投資して儲けようとした駆け出しの弁護士が奮闘して、結果的に動物園を救うことになる。動物に代わってぬいぐるみを という馬鹿馬鹿しいアイディアが見ものだった。評価 〇プラス

「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」

邦画の新作で続編。副題にように殺人を禁じられている男が主人公。殺伐としたシーンもあるが根本的には喜劇タッチで作られている。冒頭と中盤とラストのアクションシーンは従来の日本映画のそれを超えていた。特にアパートでの多くの敵との攻防は凄くそれだけでも観る価値があった。前作は期待度が高かった分残念だったが、今回は期待度を下げたためか面白く観られた。 評価 〇プラス

「赤い闇 スターリンの冷たい大地で」

2019年のポーランド=イギリス映画。題名のように1930年代 第2時世界大戦前夜のヨーロッパで、理想の社会主義をアピールしていたソ連の実態を苦心して取材したイギリス人記者の実話に基づく映画。その実態を目の当たりにした彼の苦悩とジャーナリストとしての戦いを見せてくれた骨太の衝撃作だった。監督はポーランド出身の女性アグニゥシュカ・ホランド。評価 〇プラス

「人間の時間」

2018年の韓国映画。監督は惜しくも昨年末に亡くなった鬼才キム・ギドク。ある観光船が多くの観客を乗せて就航する。そこにはいろいろな韓国人が乗船していて、日本人カップルもいた。不穏な空気が流れていく中で突然船は異次元空間に迷い込む。食料不足を心配した乗客たちがサバイバルな戦いを始めてしまう。何とも不可思議なドラマで日本語も飛び交っていた。 評価 〇マイナス

 

「ライド・ライク・ア・ガール」

2019年オーストラリア映画。原題も同じ。オーストラリアの競馬界で最高の栄誉とされるメルボルンカップを女性騎手として初めて制した実話に基づいた作品。騎手の父親の元に生まれた兄弟たちが皆同様に育っていくのを見てきた末っ子のミシェルは、姉たちほどの能力がないと思っていた。落馬による重傷を負いながら、また男女の差別にも耐えながら見事に復活を遂げた感動のドラマだった。評価 ◎

ページ上部へ