院長コラム

「シカゴ7裁判」

2020年のアメリカ映画。制作母体はあのNETFLIX。1968年のシカゴで起こった暴動に関する裁判を扱ったドラマ。首謀者たち7名とあと1名(黒人)が裁かれているが、4つの団体の代表たちでありそもそも無理があった。それを知った上での検察側と裁判長の判断。映画では一応有罪の判決が出て終わるが、その後皆無罪になった。アメリカの正義が示された事実が重い。 評価 ◎

「キーパー ある兵士の奇跡」

2018年のイギリス=ドイツ映画。題名のように1945年以後イギリスで活躍したドイツ人のサッカー選手(ポジションがキーパー)の実話に基づいた映画。副邦題はやや強調気味。イギリスで捕虜になったドイツ人がかつてキーパーの名手だったことが判りスカウトされてイギリスで活躍したのだが、終戦直後もあって酷い差別にもあった ということ。家族に支えられて、また家族と共に選手として輝いた。 評価 〇プラス

「私をくいとめて」

邦画。題名の意味は何かな? 映画で活躍しているのん主演作。31歳のOLである主人公が都会で頑張っているが、友人や恋人もなく最近は心の声と対話している生活だ。そんな時にローマに住んでいる親友のところに行って違う生き方に目覚める というストーリー。私小説をただ映像で見せている風で私にはプラスアルファがなかった。 評価 〇

「チア・アップ!!」

今年最初は昨年最後に観た洋画。平均年齢72歳のチアリーディング・チームの話。癌の末期と診断されて終の棲家として余生を悔いなく過ごすために南部のシニアタウンに引っ越してきた老女が、隣人の勧めもあってチアリーディング・クラブを作って活動する というもの。元気が出て最後までよくできた作品になっていた。いくつになってもあきらめない夢を持ちたいとも思った。 評価 〇プラス

「天外者」

邦画の新作で『てんがらもん』と読む。鹿児島の方言で『凄い男』の意味。実在の男:五代友厚を描いたドラマ。薩摩藩の勤王の志士から明治になって日本の近代化に尽力した一代記。但しどうしても激動の幕末の話~坂本龍馬や岩崎弥太郎、伊藤博文らとの交流~が中心になって、肝心の(私が知りたかった)明治以降の活躍が足早過ぎて残念だった。今年亡くなった三浦春馬さんの主演作。 評価 〇マイナス

「mellow」

2020年の邦画。生花店『mellow』を営む誠一は寡黙な青年で、近所に住む女性たちから行為を抱かれているが、一向にそれに気づかない。こんな彼にいろいろな女性からのアプローチがある。時には驚くようなことも。淡々と過ごしている市井の人々の営みを優しく見つめている。何気ない日常にもいろいろとあり、それが愛しくさえ思える小品だった。題名のように『ゆったりとした、柔らかく豊かで、落ち着いた』気分になった。評価 〇プラス

「ワンダーウーマン1984」

洋画の新作。久しぶりのハリウッド大作の封切り。さすがアメリカ映画だ。ヒロイン良し、CGアクション良しで満足の映画だった。プロローグはその最たるものだった。3年前の「1」を観ていないとボーイフレンドのくだり等少しわかりにくかったかもしれないが、それでなくてもOKだ。偶然か今の「コロナ禍」の世界の混乱を予想した感じもあって感情移入した。エピローグのサービスも嬉しかった。 評価 〇プラス

「カイジ ファイナルゲーム」

2020年邦画。昨日の映画から11年後。大富豪が仕掛けた危険なギャンブルでまたしても一発逆転を狙うカイジの運命の行方を描いた映画。今回は国会議員の秘書が相手だった。相棒というかサポートしている天海祐希がいい味を出していた。『ファイナル』とあるが、まだまだ続くかもしれない。評価 〇

「カイジ 人生逆転ゲーム」

2009年の邦画。原作は人気漫画。友人の借金の保証人になったことで多額の負債を負わされた青年カイジが、一夜にして大金をつかめる命がけのゲームに挑む というストーリー。まあ荒唐無稽な話をいかに楽しませるかというサスペンスドラマ。あくの強いキャラクターが盛り上げている。最後の展開やオチまで想定内だったが、、。評価 〇

「テリー・ギリアムのドン・キホーテ」

2018年の外国映画。鬼才テリー・ギリアム監督が構想から30年を経て完成させた映画。自らをドン・キホーテと信じる老人と若手映画監督の奇妙な旅の行方を現実と幻想を織り交ぜて描いた監督渾身の喜劇。有名な舞台ミュージカル『ラ・マンチャの男』を彷彿とさせる展開もあるが、ハチャメチャな部分もあり、結局訳が判らなくなって収拾がつかない という輩も多いだろう。 評価 〇

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