「ジュリア(s)」 2022年のフランス映画。ピアニストを夢見る一人の女性の半生を描いた人生讃歌。ベルリンの壁崩壊の1998年の時に音楽の学生だったジュリアの、何気ない選択の積み重ねによって分岐した4つの展開をそれぞれ見せてくれた。まずはそのべルリンへ行ったことと、行けなかったことからその後の人生が変化する。映画ではそれらを並列的に見せてくれて、時々混乱するが、最後は結局どれも、それなりに納得の幸せを得るという展開になっていた。素晴らしい! 評価 ◎