2020年04月

「ベン・イズ・バック」

2018年のアメリカ映画。原題も同様。幼い子供でも分かる英語だ。『ベンがかえっている』。主人公は母親役のジュリア・ロバーツ。彼女の息子ベンがクリスマスイヴに自宅に帰ってくる。彼は薬物中毒の療養のために施設にいるはずで、外出許可も出ていない。母ホリーを始め家族は一応歓迎するが、不安を持ちながらベンを懐疑的にみている。周囲の者たちも同様。彼を本当に守っているのは母親だけだった。アメリカの負の現状を見せてくれるシリアスなドラマ。ただ悲惨なばかりではなくて、一縷の救いもあった。評価 〇プラス

「大脱出」

2013年のアメリカ映画。シルベスタ―・スタローンとアーノルド・シュワルツェネッガーの2大アクション俳優が共演したことで話題になった。脱獄不可能といわれた監獄を脱出するプロの危機管理組織のメンバーがS・スタローンで、彼が新たな任務を行う。そこはさらに高度なセキュリーティが設けられていた。謎の男(シュワちゃん)の助けを借りて脱獄に挑む。監獄が船で、洋上からの脱出というのがミソ。楽しめた。 評価 〇プラス

「冬時間のパリ」

2018年のフランス映画。邦題のように冬のパリを舞台に、そこに住む中年に近い二組の男女の生き方を見せている。一組は出版社で編集を担当しているアランとテレビ女優の妻セレナ。もう一組は最近私小説を書いた作家のレオナールと政治家の秘書をしている妻ヴァレリー。実はセレナとレオナールが浮気をしている。迷える男女の愛の行方を洗練された(?)会話のオンパレードでつづっていた。新しい感覚のドラマだが、ちと眠たかった。 評価 〇

「死体が消えた夜」

2018年韓国映画。題名が導入部を表している。ホラーかと思ったら、サスペンスで復讐劇でもあった。妻を開発中の新薬で毒殺した大学教授と不倫中の若い大学女子、そして不良主任刑事が絡む。その裏に隠されたこととは?! 非常に面白かった。観るべし! 評価 ◎

「インスタントファミリー」

2018年のアメリカ映画。邦題には『本当の家族見つけました』が付いている。子供に恵まれなかった白人の夫婦がスペイン系の子供を養子に迎えることからの奮闘ドラマ。最初は幼い子供を一人養子にしようと考えたが、15歳の長女を含んだ弟妹の3名を引き取りことになる。3倍大変になるが、その分楽しみも増える という人生喜劇。アメリカの養子縁組のシステムもわかって、前向きな様子がよく分かった。 評価 〇プラス

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