2020年04月15日

「ソローキンの見た桜」

2019年の邦画。1905年頃日露戦争で捕虜になったロシア兵を多数収容した四国・松山の捕虜収容所を舞台にしたラブ・ロマンス映画。捕虜になったロシアの将校と彼らを看護した日本人女性との禁断の恋を描いている。日本人女性は、この戦争で弟を亡くしロシアを恨んでいたし、また地元で近々結婚の予定もあった。このような困難さが逆に二人の心を結び付けたのかもしれない。現代のひ孫の世代の女性が、それを調査するという形で話を進めていて、サスペンス調になっていたのも好感が持てた。 評価 〇プラス

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