院長コラム

「ジャッジ!」

2014年の邦画。劇場で観た時は大変楽しめたコメディ。妻夫木聡と北川景子主演。世界一のテレビCMを決める国際広告祭を舞台に、社命で「ちくわのCM」に賞を獲らせるべく奮闘する落ちこぼれ広告マンの奮闘を描いた喜劇。この馬鹿馬鹿しさがツボにはまると文句なしだが、、、。 評価 〇プラス

「ゴジラ -1.0」

新作邦画。シリーズとなった第1作は1954年に制作された。この新作はそれよりも前の1945年から始まる。それで{-1.0}か?! 第2次世界大戦中に南の孤島でゴジラに遭遇する主人公。その後戦争が終わって大打撃の東京に舞台が移る。そこで復興している最中の1947年原爆実験で巨大化したゴジラが東京を襲う。かつてない怖いゴジラに驚嘆。VFXの力も借りて迫力満点だった。映画仲間には最高のの評価をつけた者もいた。映画館で観て欲しい! 評価 〇プラス

「バーナデット ママは行方不明」

封切洋画。バリバリの新進建築家だった女性が主人公。彼女バーナデット(ケイト・ブランシェット)は、結婚してシアトルで夫と14歳の娘と幸せに何不自由なく暮らしている ように見えるが、何か不満があった。娘の進学を機に3人で南極旅行に行く計画を立てたところから、それが明らかになった。想像を超えた「旅」の果てに彼女は何を見つけたか?! 軽いタッチのコメディで、安心して観られた。 評価 ◎

「長崎の郵便配達」

2021年の邦画。といっても主役はイギリス女性。元英国空軍大佐と長崎で郵便配達中に被爆した日本人男性の交流を、大佐の娘が紐解いていくドキュメンタリー。風化されつつある過去の出来事を真摯に追っていた。評価 〇

「愛にイナズマ」

邦画の新作。ポスターやフライヤーから若者の恋愛を想像していたが、全く違っていた。家族~特に幼い時に出奔した母~を巡っての私小説的な映画を作ろうとした末娘を描いた話。前半はその映画化がいかに困難かを描き、後半は故郷に帰って家族~父と兄二人~と向き合う姿を描いている。感動などはなく淡々と進んでいた。評価 〇マイナス

「警官の血」

2022年の韓国映画。昨日の「野獣の血」と題名が似ているが、内容は全く違う。警官殺しの疑いがかかるエースの刑事の内偵調査を命じられた新人刑事が、やがて警察組織の闇と殉職した亡き父親の死の真相に直面する。原作は佐々木 譲の同名小説。韓国映画ならではの展開もあった。評価 〇プラス

「野獣の血」

2022年の韓国映画。1990年代の釜山を舞台に、昔気質のヤクザが、漁港の利権を巡る新旧暴力団同士の抗争に巻き込まれていく様を描いたバイオレンス映画。敵の敵は味方?  まさに仁義なき戦いだった。 評価 〇

「ブレイブ・ワン」

2007年のアメリカ映画。若いカップルが公園で襲われる。男は死に、女も重傷を負う。彼女はラジオのDJをしていた。トラウマの中でコンビニで強盗事件に遭い、犯人を射殺してしまう。その後ヒロインは銃を購入し、町のワルを始末しながら、3人の直接の加害者たちと対決する。敏腕な刑事も加わるが、ラストは正義(?)の鉄槌を下してしまうのが、新しい感覚だった。評価 〇プラス

「ミッドナイト・マーダー・ライブ」

2022年の洋画。メル・ギブソン主演のシチュエーションスリラー。深夜のラジオ放送中に、あるリスナーから「お前の家族を誘拐する」という電話を受けた主人公のベテランDJが、犯人の声だけを糸口に家族を救う方法を模索するが、、、。すべて低迷しているその番組のやらせだった。しかし、その後も二転することが主人公の待ち受けていた。一筋縄ではいかない展開だった。評価 〇プラス

「ドミノ」

新作洋画。邦題からどのような映画を想像するだろうか? 主人公の刑事は、数年前に最愛の娘を誘拐(?)され、その後心身のバランスを崩している。そんな時に銀行強盗の情報が入り、犯人が捜している貸金庫の中身を先に見ると、そこには失踪した娘の写真が入っていた! 謎から思わぬ方向に話は進む、、、。邦題を表す場面もあり、変わった映画だった。評価 〇

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