院長コラム

「うなぎ」

1999年の邦画。カンヌ国際映画祭でパルムドール(最優秀作品賞)に輝いた今村昌平監督の映画。最近WOWOWで放送されたので改めて観た。妻殺しの罪で服役し、出所した男(役所広司)が監察官のつてで田舎で理髪店をしながら再生する話。人間不信になってペットのウナギにしか心を開かなかった主人公が、周囲の人々との交流で次第に変わる様子を描いている。似たようなシチュエーションでやはり主人公が役所氏だった今年公開の「すばらしき世界」と比べてみたが、どちらも良かった。評価 〇プラス

ページ上部へ