2023年09月

「ぜんぶ、ボクのせい」

2022年の邦画。孤独を抱える人々の絆を一人の少年の眼で描いた佳作。シングルマザーのネグレクトから養護施設に入っている13歳の少年:優太が主人公。ある時、偶然その母の居場所を知り、会いに行くために施設を逃げ出す。母と再会したが、母にはやはり子育てする気持ちはなかった。その後、軽トラックで暮らす男(オダギリジョー)と知り合い、共に暮らすようになるが、、、、。題名はラストの優太の叫びであり、その奥に隠された気持ちが痛かった。 評価 〇プラス

「異動辞令は音楽隊!」

昨年劇場公開の邦画。題名の如くのストーリー。阿部 寛主演。行き過ぎた捜査の結果、警察音楽隊に異動になった熱血刑事が、個性豊かな隊員たちとの交流を通して再生していくヒューマンドラマ。まあ定番の面白さがあった。評価 〇

「信 虎」

2021年の邦画。戦国の名将:武田信玄の父で、甲府を開いた武田信虎の晩年を描いた時代劇。息子:信玄に甲斐の国から追放された信虎だったが、信玄の死後、武田家の存続に尽力すべく様々な知略を巡らせるが、、、。歴史的な事実(?)に基づいての製作だが、どうしても面白さの上では限界があった。難しく長い武将の名前を一人ずつ挙げるシーンはなかなかだった。 評価 〇

「ザ・コントラクター」

 

2022年のアメリカ映画。サスペンスアクション映画。元特殊部隊隊員の主人公ジェームズは、生活苦から家族のために何かをしなければ と考えていた。そんな時、昔の仲間からテロ組織の兵器を奪う作戦を依頼され、ベルリンへ出向く。簡単な仕事と聞いていたが、戦いに巻き込まれ、仲間を失い自分も負傷する。さらに作戦の失敗からジェームズ自身にも身の危険が迫ってきて、孤独なサバイバルが始まる。ノンストックアクション映画で、なかなかの仕上がりになっていた。 評価 〇プラス

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