2021年07月

「ヒットマン エージェント・ジュン」

2020年韓国映画。題名からどのような内容かは想像できるが、アクションだけでなくコメディ要素を含んだエンタメ作品になっている。幼い時に政府のスパイとして育てられた主人公は、また漫画家になる夢を持っていた。何とか足抜けして漫画家として細々と市井で生きていたが、ある時酔って暗殺者だった過去の秘密を漫画にしてネットで公開したことから起こるトラブルを描いている。 評価 〇プラス

「ルドルフとイッパイアッテナ」

2016年の邦画アニメ映画。この題名の絵本は知っていたが、どのような話なのか初めてわかった。3D映像も綺麗で万人が納得するような猫たちの話だった。夢もあるし現実の厳しさも感じるよい作品だ。評価 ◎

「アメリカン・ユートピア」

2020年のアメリカ映画。音楽ライヴのドキュメント。同名のタイトルのCDアルバムがあり、それを制作したミュージシャン;デヴィッド・バーンがワールドツアーの後、ブロードウェイで新しいショー形式にしたライヴの模様を見せている。予備知識なしで観に行ったが、次第に魅せられてしまった。 評価 〇プラス

「唐人街探偵 東京MISSION]

中国映画の新作。シリーズ物で3作目。今度の舞台は東京。中国の凸凹コンビの探偵がやくざのからむ殺人事件の真相を究明するというストーリー。コメディ仕立てで日本語吹き替えもあってか盛り上がらなかった。妻夫木 聡、長澤まさみ、三浦友和らが参加していた。評価 〇マイナス

 

「王の願い ハングルの始まり」

2019年韓国映画。15世紀朝鮮第4代国王:世宗の時代。題名のようにいかにしてハングル文字が出来上がったかを真摯に説明したフィクション映画。劇的な部分は少なく、その分映画の流れは緩慢で観るのが辛かった。 評価 〇マイナス

「ハルカの陶」

2019年の邦画。岡山の備前焼に魅せられた東京のOL の話。ストーリー的にはありきたりの展開だが、やはり真摯に物事に打ち込む姿は美しい。そこに生じる人間関係にも納得。町興しの役目もあるかな? 評価 〇

「ローズメイカー 奇跡のバラ」

2020年のフランス映画。題名からどのような映画か想像できるが、果たしてそうだった。弱小の個人経営の新種のバラ制作の農園が舞台。不況でバイトを3人雇うが、、、。最後の女主人のはなむけとして贈った本とそのしおりに書かれていた花言葉が胸を打った。 評価 〇プラス

「ブラックウィドウ」

一年公開が遅れたマーベル作品。日本が全世界で一番早い公開かも。待っていました! このキャラクターも演じているスカーレット・ヨハンソンも共に好みの女性。どんな内容やストーリーであっても受け入れる準備があったので、文句なしに楽しめた。アクション演技とCGのコンビネーションもよかった。評価 〇プラス

「5月の花嫁学校」

フランス映画の新作。時は1967年、パリから遠く離れたアルザス地方の私立の「家政学校」が舞台。そこでは2年の寄宿生活で若い女子を立派な妻&母に育てる古い形式の教育をしていた。この年パリを中心に規制の概念やモラルを打ち破るいわゆる「五月革命」が進行していて、田舎でもその影響が出てきた、、、という風刺的なコメディ。最後のミュージカル仕立ての「七か条」はユニークだった。評価 〇

「アジアの天使」

日本映画だが、すべての撮影は韓国で行われた。韓国語が全くできない文筆業の若い父と息子が兄を頼ってソウルにやってくる。一方目が出ない韓国の女性歌手は兄妹と共に両親の墓参りのために電車に乗る。この日韓の3人組同志が縁あって共に行動するようになるロードムービー。そこに言葉や生活習慣を超えた何かがあった。またお互いにへんてこな天使をみる、、、、。評価 〇

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