2020年03月06日

「黒い司法 0%からの奇跡」

1980年代のアメリカ南部アラバマ州が舞台の新作。無実の罪で逮捕され死刑が確定している黒人男を救うべく、北部の大学を出て弁護士になった黒人の青年が奔走する実話に基づく話。このような人種差別による誤認裁判が行われている という事実にはショックを覚える。日本でも検察が起訴したら99%は有罪 というテレビドラマが放送されたが、どこも同じようなことが今も起こっているのだろう。「人が人を裁く」という困難さと共に、このような告発をしている人々にエールを送りたい気持ちになった。 評価 ☆

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