院長コラム

「明日を綴る写真館」

新作邦画。東京で売れていて実力もある若いカメラマンがいる。しかし、彼は自分の作品に自信が持てないでいた。そんな時、胸がときめく写真に出逢う。それは地方の町の写真館の老いたカメラマンが撮ったものだった。その老カメラマンに弟子入りして、二人の人生がそれぞれより輝くものになる という予定調和の流れだが、それが実に良かった。音楽の扱い方もユニークで素晴らしかった。それを担当しているのが広島出身で、私も面識のある青年(大林武司君)。伏線の回収の仕方もよくて、大満足だった。 評価 ☆

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