「渇水」 昨年の邦画。水道局職員が主人公。彼は水道料金滞納世帯を廻って、それを払ってもらうように再度依頼する役と共に、協力を得られない家庭には強制的に「停水執行」を行う権限を持っている。彼の側に立つと、そうせざるを得ないと思うのだが、ある日ネグレクトしている母親と、残された子どもたちに遭遇する。それでも強制執行しなければならないのか? 社会の歪みを問っている問題作。 評価 〇