院長コラム

「大綱引きの恋」

邦画の新作。何ともベタな題名だが、鹿児島県薩摩川内市に420年続くこの年中行事「大綱引き」を中心にそこに住む人々の愛しい生き方と恋愛を描いた日本映画ならではの味わいがある作品。2019年の秋にロケしている。監督は昨年3月末急死した佐々部 清。この映画が遺作になった。その意味でも感慨深かった。古き良き邦画の味わいがあった。広島市では7月1日までの公開。評価 ◎

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