院長コラム

「心の傷を癒すということ 劇場版」

新作の邦画。題名は過去にNHKテレビで放送されたものを再編集して映画としたことを示している。実在した神戸の精神科医の功績を綴ったドラマ。在日の次男として生まれた彼は父親から「世の中に役に立つ者になれ」の教えを受けて医師になった。34歳の時の阪神淡路大震災を体験して「被害者のそばに寄り添う」医療を行ったことで評価されたが、惜しくもその5年後癌のために亡くなった。その最期まで描いている。実話に基づくストーリーなので、嫌みがないというか綺麗すぎる気がした。評価 〇

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