院長コラム

「泣くな赤鬼」

2019年の邦画。重松 清の短編小説集に収められた一編を基に映画化した人間ドラマ。中年になり情熱を失いつつある高校教師(堤 真一)。クラブ活動では野球の監督をしている。かつてはの異名も取ったほどの熱血漢だった。ある時、元生徒の男性(柳楽優弥)と再会する。彼はクラブ活動でも挫折し、その後高校を中退した男だった。その彼が検診で若くして末期のがんということが判る。余命僅かなかつての教え子と人と人として向き合うことを通じて、かつての気持ちを取り戻していく。 よくあるパターンであるが、丁寧に撮ってあり感情移入できた。評価 〇プラス

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