2024年02月

「男はつらいよ 寅次郎サラダ記念日」

1988年松竹映画。シリーズ40作目。マドンナ役は三田佳子と三田寛子。寅さんが信州に旅している時に知り合った女医(三田佳子)とのほのかな恋心。その彼女の姪が三田寛子で大学生。その恋(?)もある。時の流行だった近代俳句のベストセラー『サラダ記念日』をもじった題名に時代を感じる。大人の恋を描くということで落ち着いた出来だった。また3作連続で当時脇役として名を馳せていたすまけいが上司の医師役で登場しているのも懐かしかった。評価 〇プラス

「男はつらいよ 寅次郎物語」

1987年松竹映画。シリーズ39作目。マドンナ役は秋吉久美子。仕事仲間の男が急死し、残された男子を別れた元妻の元に連れて行こうとして和歌山近辺でうろうろするうちに、ある旅館で知り合ったマドンナと親子3人のまねごとをするようになるが、、、。ある種の「夢物語」の様でもあったので、その副題がついたのか? 評価 〇

「男はつらいよ  知床慕情」

1987年の松竹映画。シリーズ38作。マドンナ役は竹下景子で、3度目となるが、彼女は吉永小百合や浅丘ルリ子とは違って、前とは異なる役を演じている。北海道・知床で偶然獣医(三船敏郎)と知り合った寅さんは、その寒村の港で父(三船)と娘(竹下)の仲直りと、父と食堂の女(淡路恵子)との恋の手助けをする。大スターの三船敏郎の共演が話題になった。評価 〇プラス

ページ上部へ