2020年11月

「おいしい家族」

2019年邦画。東京で新婚生活をしている女性(松本穂香)が主人公。しかし、離婚の危機を迎えている。そんな時母の三回忌法要で実家のある佐渡島に帰省する。そこで母の格好をした父(板尾創路)の姿、また知らない友人たち、さらに父の再婚の予定など様々なことが起こっていた。そんな事象に戸惑いながらも、やがて新しい家族の形を受け入れていく、、、、。最後の父の文金高島田には驚いた。 評価 〇プラス

「チャ―リーズ・エンジェル」

この題名にピンときた人も多いと思う。30年以上前にテレビで大人気だったシリーズとその後に何本か映画化されたので。これは2019年の新作。よって名前だけは同じだがキャラクターやないような全く違っている。若い女優たちが活躍するスパイ合戦の話ではあるが、今の時代にはもうそぐわないのではないかな? 評価 △

「工作 黒金星と呼ばれた男」

2018年韓国映画。南北朝鮮のスパイ活動の一つを実録でみせるサスペンス。1992年韓国の軍人が工作員として北朝鮮に潜入して、核開発の実際を探る困難な任務に挑む。実際に近い部分エンタメ的な面白さには欠けていた気がする。但し人情部分では興味深く、後味もよかった。 評価 〇

「スカイ・ミッション」

2020年のアメリカ映画。日本未公開のB 級作品。闇社会の大物に巨額の借金をしてしまった主人公が、彼のチームを率いて飛行機の中での悪党たちのギャンブル大会に潜入して大金を強奪する使命を引き受ける。一応成功するが、裏があった、、、。主人公は元プロレスラーのようだが、その個性を活かしてなかった。評価 〇マイナス

「屍人荘の殺人」

昨年末劇場公開された邦画。題名のようにおどろおどろしい。ある大学のサークルで避暑地に行ったグループが泊まったペンションでの殺人事件の謎を追うのがメインだが、それとは別にその村がゾンビたちに襲われるというハプニングもあって混乱するという一風変わったサスペンスミステリー。気楽に見られればよいのだろうがなかなか小父さんにはその良さが伝わらなかった。評価 〇マイナス

「エスパーズ 超人大戦」

2019年カナダ映画。日本未公開のB級作品。邦題の仰々しさの割りにはスケールの大きくない近未来SFアクション映画。超能力のある人間を捜索する組織があり、今度は若い女性がターゲットになる。そこに謎の若者が加わるが、彼はエイリアンだった。ストーリーの複雑さに興味が沸くが、それ以上のものはなかった。評価 〇マイナス

「パーフェクト・バディ 最後の約束」

劇場未公開の2019年韓国映画。邦題のように二人の男の友情の話。やくざの男がある時逮捕されて、罪を軽くするために社会奉仕活動(?)をする。その相手は車椅子生活の弁護士だった。前半はフランス映画でヒットした『最強の二人」のテイストだが、後半は境遇の違う二人が共同で痛快な逆転劇を展開する なかなかの映画に仕上がっていた。 評価 〇プラス

「ルパン三世 THE FIRST」

昨年劇場公開されたアニメ。このシリーズも既に沢山作られているが、今回は原点に戻っての展開と初のフル3DCGで話題となった。初代ルパンが盗み出せなかった秘宝”ブレッソン・ダイアリー”を狙ってルパン三世一味が世界を股にかけた争奪戦を繰り広げる。 監督は山崎 貴。 評価 〇

「凪待ち」

昨年の邦画。香取慎吾がさえない中年男を演じている。ギャンブル好きがたたって人生がうまく行かない主人公は恋人と共に彼女の故郷である宮城・石巻へ移り住む。そこでも新しい同僚に誘われてやくざがしている競輪のダフ屋に入ってしまう。その後恋人が何者かに殺される事件も起きる、、、、。どうしようもない男の悲哀とそれでも生きていく人生を綴っていた。 評価 〇プラス

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