院長コラム

「アイネクライネナハトムジーク」

新作の邦画。井坂幸太郎氏の初めての(?)恋愛短編小説の映画化。10年にわたる男女の出会いと恋愛をあるカップルを中心に、不器用ながらも愛すべき人々のめぐり逢いの連鎖を若いキャストで描いている。仙台を舞台にしているのがいかにも井坂ワールドらしい。やや中途半端というか、抑揚の効いた演出というか、物足りなさや盛り上げ不足はあったが、それもまたこの映画の魅力になっていた。評価◎プラス

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