「正 欲」 新作邦画。話題の小説の映画化。「性欲」ではない。原作では3人の男女がそれぞれ順番に語られているが、映画ではその3人に関与した2人を合わせて5人の話になっている。うまくまとめているが、本質的に「水フェチ」という性癖が理解できないとこの物語の主人公たちの心情は解らないだろう。映画では客観的に描いていて、その性癖の無害は納得できるが、一般的にはどうだろうか? 戸惑う話で、なかなか難しいテーマだった。クライマックス、稲垣吾郎と新垣結衣の対話は興味深かったが、、、。評価 〇