院長コラム

「ある男」

新作邦画。「愛したはずの夫は、全くの別人でしたーー」のキャッチコピーのように、宮崎での男の事故死から映画は始まるが、それは導入部に過ぎなかった。死亡した男の身元を捜して神奈川の弁護士が調査を始める。その彼が主人公で、サスペンスタッチで物語は進行する。そのなぞ解き(?)が実に興味深かった。その裏には様々な思惑が垣間見える社会派ドラマ。最後まで面白かった。評価 ◎

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