院長コラム

「獣の剣」

1965年の邦画。故五社英雄監督作品。モノクロ。時代劇で二人の武士(平 幹二郎と加藤 剛)の悲哀と怒りを描いている。平は訳あって上司を斬り敵として追われている侍、加藤は妻と共に藩のために砂金を川から集める仕事をしている。そんな二人が出会って武士の矜持と絶対的な権力に対する考えの違いを観客に問っている。斬新な趣向の映画だった。 評価 〇プラス

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