院長コラム

「軍旗はためく下に」

1972年の邦画。結城昌治の直木賞受賞作を基に深作欣二監督が映画化した鮮烈な反戦映画。ある軍曹が第2次世界大戦末期パプアニューギニア戦線で「敵前逃亡」により処刑された。そのため戦後残された家族に遺族年金が支払えないことを受けて、その真相を知るべく生還した兵士たちを一人ずつ訪ね歩いた未亡人が知ったこととは! もっと様々な凄い事実がいろいろとあるのだろう。衝撃的な問題作。このようなテーマでの映画化は今はもう難しい。 評価 ◎

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