院長コラム

「おかあさんの被爆ピアノ」

この時期、広島の人間は「8・6」を改めて思い起こしている。直接被爆を受けた身内がいるわけではない市民たちも同様だ。その意味ではアップデート的な映画だ。「被爆ピアノ」という言葉も我々には馴染がある。戦後75年経て、原爆の実体験を語る人々も年を取っていく。そんな時期にその日を忘れないための一つとして、被爆を受けてもいまなお楽器として利用できるピアノを通して「原爆を受けたこと」を忘れさせないことは将来に対しても重要なことだろう  というようなことを考えさせてくれた映画だった。 評価 〇プラス

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