2024年03月

「アシスタント」

2019年アメリカ映画。2017年から始まった#Me Too運動を題材にした社会派ドラマ。名門大学を卒業後、憧れの映画業界に就職した女性が、ハラスメントが横行する職場に葛藤を深めていく。そして、意を決して上司に報告したが、むなしい結果になってしまった。ただこれ以降、平等を求めて時代や男女の関係が変化してきたのが事実だろう。映画としてはまだまだかな? 評価 〇マイナス

「アウトロー」

1976年のアメリカ映画。クリント・イーストウッド監督&主演。南北戦争で妻子を北軍の野蛮な軍曹に殺された男が,復讐を果たすべく追い詰める西部劇。飄々とした感じはいつものイーストウッドで、自然に仲間ができていく様も逞しく微笑ましい。劇場で観た48年前には自分のその年のベスト2にしていた。評価 ◎

「アーガイル」

新作洋画。題名は主人公:女流作家エリーの書いているスパイ小説のヒーローの名前。ベストセラー小説を5冊出しているエリーだが、彼女の本の内容が現実に存在するスパイ組織の行動に抵触していたため、多くの暗殺者から命を狙われることになる。エリーに味方する男:エイダンと共に組織と戦うが、実はエリーには隠された過去があった。 サスペンス&アクション&コメディ映画。 評価 〇

「マダム・ウェブ」

新作洋画。マーベルコミックスのヒロイン。「ウェブ」は『蜘蛛の巣』の意味。主人公は30歳のキャシー・ウェブで、救命士をしている。映画ではその前に身重の母親~蜘蛛の研究家~が、アマゾンに行って災難に遭い、命を失いながらもキャシーを産むシーンがあった。時は2000年、キャシーが仕事中に事故に遭い生死の境を漂うなかで、隠されていた予知能力に目覚める。ある時地下鉄で、将来の敵となる3人の少女を殺そうとするやはり蜘蛛から授かった力を持った男と出会い、それを阻止する。そして4人でその殺人者と戦う。この手の映画好きです。 評価 〇プラス

「ネクスト・ゴール・ウィンズ」

新作洋画。題名も同じ。「次のゴールで勝つぞ」ということか? 2001年のサッカーワールドカップ予選オーストラリアとの試合で、31-0と歴史的大敗をしたアメリカ領サモアのサッカーチームの実話に基づく映画。2014年のW杯予選では、念願の1点を挙げるべくコーチに雇ったアメリカ人とサモアチームの話。結果は解っているが、コメディ仕立てが楽しかった。評価 〇

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