2023年07月

「彼女たちの革命前夜」

2020年イギリス映画。1970年に実際に起きた女性活動家たちによる抗議行動をみせた映画。主人公のサリーは大学のゼミで女性活動家のジェーンたちと出会う。様々な女性地位向上を目指して活動をしていく。その中でも「ミス・ワールド」の妨害工作を画策して実行する、、、。そのビューティ・ページェントに参加した世界の美女たちの内幕もみせていて興味深かった。「ウーマンリブ運動」の先駆だ。 評価 〇プラス

「覗き屋」

2022年の韓国映画。携帯電話修理業の男が、ある女性からの依頼で受け持ったスマホから偶然大統領候補の恐ろしい一面を知る。そのことで命を狙われる羽目に陥るサスペンス映画。Hなシーンもあり楽しめた。評価 〇プラス

「TITANE チタン」

2021年のフランス=ベルギー映画。カンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールを獲得した作品。幼い時に自動車事故に遭い、頭部にチタンプレートを埋め込んでいる女性が主人公。彼女が辿る数奇な運命を、過激な描写で描いたスリラー。予想を超える展開に唖然としながら見るしかなかった。評価 〇

「MEMORIA メモリア」

2021年のコロンビア=タイ映画。「カンヌ国際映画祭」で審査員賞を獲得している。コロンビアを舞台に描くロードムービー。頭の中で鳴り響く謎の破裂音に悩む女性が、原因を探る旅の中で様々な出会いを重ねていく。長廻しのカットが多く、少し観念的でもあった。評価 〇マイナス

「truth~姦しき弔いの果て~」

2022年の邦画。舞台劇を主役の3人の女優がプロデュースした自主製作映画。事故死した男の部屋で鉢合わせした3人の女性が、だれが本命だったを巡り舌戦を繰り広げるサスペンスタッチのドラマ。無名のほぼ同じ年(35歳の設定)の女優たちが実に巧みに演じていた。最後は亡き男の精子を共有する? ユニークで面白かった。 ◎

「バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版」

人気推理ドラマの劇場版。犯罪捜査の専門家と元精神科医のコンビが離島で起こった不可解な事件の謎に挑む。元々のテレビシリーズを知らないと面白さが半減する。私には古いパターンの内容だった。 評価 〇マイナス

「1秒先の彼」

新作邦画。2年前に劇場公開された台湾映画『1秒先の彼女』のリメイク。題名のように男女を変えてある。京都の郵便局に勤めている30歳の一(はじめ)は、何事も一足早く行動する男。イケメンながらそこがネックになっていた。ある日歌手志望の女性とデートの約束をしたが、その朝から一日(の記憶)がなくなってしまった。なぜ?どうして? これ以上は書けないが、 異色のファンタジック・ラブストーリーで、充分楽しめた。評価 〇プラス

「滝を見にいく」

2014年の邦画。題名のように幻の滝を見にいくバスツアーに参加した7名の女性たち。ガイドのミスで森の中で迷子になってしまう。中年以上の女性たちはそれぞれサバイバルを実践していく。素人の女性たちを用いたこの映画、異色の人生喜劇としてユニークだった。評価 〇

「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」

新作洋画。このシリーズも5作目になるが、前作は2008年で15年ぶり。主役のハリソン・フォードは、私よりも年が上だからよく頑張ってはいた。ストーリーも懐かしいというか、またしてもというか、どうでもいい感じだった。相変わらずのスーパーアクションだが、既に見尽くした感もあった。 評価 〇

「最後まで行く」

2014年の韓国映画。最近同名の邦画が劇場公開されたが、これはその基になった映画。コンセプトや邦画で驚いたシーンは同じだが、テイストは大いに異なり、題名にも疑問が残った。殺人課の不良刑事が母の葬式に向かう途中で引き逃げを犯す。その後彼の元に別の課の刑事から執拗な追及がされる。その後引かれて死亡した男がヤクザで、麻薬を扱っていたことが判る。予測不可能なサスペンスアクション作品。評価 〇

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