2022年08月

「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」

昨年劇場公開されたダニエル・クレイグ主演の新ボンドシリーズの最終編。長きに渡って強敵スペクターと戦ってきたボンドだったが、ここにきて彼らを抹殺して新たな悪の組織を作り出した男との最期の闘いに臨む。本当にあれではボンドも助からないだろう。劇場でも観たが、このシリーズでは一番出来が良い気がした。評価 ◎

「007/スペクター」

2015年、新ボンドシリーズ4作目。イアン・フレミング原作の悪の組織スペクターが明らかになる。その頭領ブロフェルドの出現と対決が見もの。砂漠の強大な基地での攻防と、ボンドの新しい恋もみられる。 評価 〇プラス

「007/スカイフォール」

新シリーズ3作目の2012年の映画。シリーズ50周年記念とのこと。世界中のテロ組織にNATOが潜入させている工作員のリストが盗まれる事件をJ・ボンドが追う。その犯人も元Mー6エージェントだった。後半でボンドの上司M(ジュディ・デンチ)の衝撃の死もあり、後味はよくなかった。評価 〇

「007/慰めの報酬」

2008年。ニューボンドシリーズ第2作。第1作の直後(1時間後)から物語は始まる。愛する女性を殺され復讐に燃えるJ・ボンドは事件の背後にある巨大な陰謀組織の存在を突き留める、、、。ユーモアなしのハードアクション。ラストの荒野の砂漠での大きな建造物での攻防と破壊が見ものだった。評価 〇

 

「007 カジノ・ロワイヤル」

2006年の映画。ダニエル・クレイグが6代目ジェームズ・ボンド役になった最初の作品。シリーズとしては 21作目。イアン・フレミングの原作を基に、時代を現代に直しての若くて粗いボンドの活躍を見せてくれる。恋の相手(もはやボンドガールとは言わないようだ)がラストで溺死するというアクシデントが彼のその後のトラウマとなっていく。そのシーンはベニスの運河沿いで撮影されて見応えがあった。評価 〇

「怪盗ルビィ」

 

1988年の邦画。イラストレーターで映画をこよなく愛していた故和田 誠氏の監督2作目。1作目とうって変わって屈託のない軽妙な青春ドラマを作った。今見ると緩くて何ともない出来だが、なんとなくノスタルジックな香りのする小品だ。評価 〇

「太陽を盗んだ男」

1979年の邦画。今まで見逃していた映画。噂には聞いていたこの作品を見られたことに意義がある、中学校の理科教師が原子力発電所からプルトニウムを盗み出す。自宅で原子爆弾を作って、政府に理不尽な要求を突き付けていく。大味なところもあるが、単独行動で迫る主人公がいまでもあせないのが驚きだった。評価〇

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