院長コラム

「唐人街探偵 東京MISSION]

中国映画の新作。シリーズ物で3作目。今度の舞台は東京。中国の凸凹コンビの探偵がやくざのからむ殺人事件の真相を究明するというストーリー。コメディ仕立てで日本語吹き替えもあってか盛り上がらなかった。妻夫木 聡、長澤まさみ、三浦友和らが参加していた。評価 〇マイナス

 

「王の願い ハングルの始まり」

2019年韓国映画。15世紀朝鮮第4代国王:世宗の時代。題名のようにいかにしてハングル文字が出来上がったかを真摯に説明したフィクション映画。劇的な部分は少なく、その分映画の流れは緩慢で観るのが辛かった。 評価 〇マイナス

「ハルカの陶」

2019年の邦画。岡山の備前焼に魅せられた東京のOL の話。ストーリー的にはありきたりの展開だが、やはり真摯に物事に打ち込む姿は美しい。そこに生じる人間関係にも納得。町興しの役目もあるかな? 評価 〇

「ローズメイカー 奇跡のバラ」

2020年のフランス映画。題名からどのような映画か想像できるが、果たしてそうだった。弱小の個人経営の新種のバラ制作の農園が舞台。不況でバイトを3人雇うが、、、。最後の女主人のはなむけとして贈った本とそのしおりに書かれていた花言葉が胸を打った。 評価 〇プラス

「ブラックウィドウ」

一年公開が遅れたマーベル作品。日本が全世界で一番早い公開かも。待っていました! このキャラクターも演じているスカーレット・ヨハンソンも共に好みの女性。どんな内容やストーリーであっても受け入れる準備があったので、文句なしに楽しめた。アクション演技とCGのコンビネーションもよかった。評価 〇プラス

「5月の花嫁学校」

フランス映画の新作。時は1967年、パリから遠く離れたアルザス地方の私立の「家政学校」が舞台。そこでは2年の寄宿生活で若い女子を立派な妻&母に育てる古い形式の教育をしていた。この年パリを中心に規制の概念やモラルを打ち破るいわゆる「五月革命」が進行していて、田舎でもその影響が出てきた、、、という風刺的なコメディ。最後のミュージカル仕立ての「七か条」はユニークだった。評価 〇

「アジアの天使」

日本映画だが、すべての撮影は韓国で行われた。韓国語が全くできない文筆業の若い父と息子が兄を頼ってソウルにやってくる。一方目が出ない韓国の女性歌手は兄妹と共に両親の墓参りのために電車に乗る。この日韓の3人組同志が縁あって共に行動するようになるロードムービー。そこに言葉や生活習慣を超えた何かがあった。またお互いにへんてこな天使をみる、、、、。評価 〇

「ゴジラvsコング」

話題の新作。日本が生んだゴジラもアメリカで映画が製作されている。今回の題名ははるか昔の1962年に「キングコング対ゴジラ」として東宝で作られている。私はその時に観ている。本作を3D字幕版で観たが、この大迫力はやはり劇場ならではの醍醐味だ。特に音響の効果は凄かった。内容的にはどうってことのない荒唐無稽なストーリーで、題名は後半『ゴジラ&コングvsメカゴジラ』になっていた。小栗 旬も参加していたが、、、、。評価 〇

私の上半期映画ベスト5

今年の上半期に劇場で52本の映画を観ました。その中で私が良かった映画は①痛くない死に方(邦画)

②ステージマザー(洋画)  ③お終活 (邦画) ④シカゴ7裁判(洋画) ⑤甦る三大テノール

(洋画 ドキュメント)です。家庭で放映、またはレンタルやセルで手にされたら観てください。

「夏への扉ーキミのいる未来へー」

新作邦画。題名のように1995年と30年後の未来の2時点を行き来する究極の愛のドラマ。内容はあえて書かないが、近未来の2015年にはヒューマノイドロボットが活躍していた。原作は有名な外国の小説で、題名の意味も映画を観るとわかる。若手俳優の二人が生き生きしていた。評価 〇

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