院長コラム

劇場版「アンダードッグ」後編

2020年の邦画。昨日「前編」について書いた。主人公の森山未來が今度は彼に憧れていた若者(北村匠海)と戦う。これまた壮絶な男の闘いが見られる。臨場感あふれるボクシングシーンに心が熱くなった。ボクシングの持つ依存度を感じた。評価 〇プラス

劇場版「アンダードッグ」前編

2020年の邦画。3人のボクサーの生き様を描く長編映画の前編。かつて日本タイトル戦をしたボクサーとしては高年齢の男(森山未來)が今は”かませ犬”としてリングに上っている。ある時テレビ番組でお笑い芸人(勝地 涼)がプロのボクサーと試合をする企画に乗らされその相手をすることになる。エキシビジョンとしてのものだったが、お互いマジに試合をするようになる、、、。迫力あるボクシングの試合についつい熱くなった。評価 〇プラス

「コンティニュー」

2020年のアメリカ映画。タイムループを題材にしたSFアクションコメディ。朝目覚めて多くの暗殺者に殺されて翌朝また目覚めて同様のことを繰り返している男が主人公。日々少しずつ相手の襲撃がわかって対処方法(生き延びる術)を体得しているうちに謎のループの裏に隠されていることを知る、、、。幾分しつこい映像に辟易しながらも何とか見られた。ラストは?? 失速気味だ。評価 〇マイナス

「トップガン マーヴェリック」

新作洋画。前作から36年。主役のトム・クルーズはパイロット役からその指導教官役になっている(が、最後はやはり、、、)。ストーリーは敵の核施設を破壊する目的で訓練をして実行する というシンプルなもの。ほぼ全作と同じ構図ですべて想定内だった。IMAXで観たので迫力は確かにあった。評価 〇プラス

「トップガン」

1986年のアメリカ映画。当時大ヒットして一躍トム・クルーズがスターになった。空軍の戦闘機パイロットの精鋭を集めて、さらにそのトップを作り上げるという前半と実際に戦いに出て敵のミグ戦闘機と戦う後半のバランスがよい。使われている楽曲も話題になった。映像自体は36年も経って見劣りする部分もあるが人の営みや友情や試練は不変だ。評価〇プラス

「妖怪大戦争 ガーディアンズ」

2021年の邦画。古代の化石が結合して強大な妖怪獣が出現。日本を横断して国土が二つに分裂・破滅される危険が生じる。それに対して日本の妖怪たちは「大魔神」を蘇らせるためにある少年を探し出す。その兄弟愛が話の核にもなっていた。 評価 〇マイナス

「ハケンアニメ!」

新作邦画。題名のハケンは「覇権」の意味でトップを取るということ。土曜日の夕方のテレビにおいて、二つの新作アニメ番組が始まる。そのどちらが「覇権を取るか?」というドラマ。辻村深月の小説が原作。新人女性アニメ監督と崖っぷちの天才アニメ監督(男性)の戦いで、それぞれ異性の担当マネージャーとの絡みも面白い。何よりアニメ番組の制作の大変さを見せてくれた。評価 〇プラス

「ボクの女に手を出すな」

1986年の邦画。35年前に劇場公開時に観た印象通りだった。まず題名が駄目だった。内容と異なっていたが、それでも劇中に少年がそう発したのなら納得するのだが、それもなかった。今となっては古くてどうしようもない筋立てでつまらなかった。ターミネータ―のような殺人者もどうかな? キョンキョンの魅力も感じなかった。評価 △

「リスタート」

2021年の邦画。北海道出身で歌手を夢見て上京して10年頑張ってきた女性が主人公。東京で「地下アイドル」として頑張っていたが、ある時有名人とのスキャンダルに巻き込まれ傷心のまま故郷に戻る。豊かな大自然の下で家族や友人たちに支えられながら改めて前に進む様子を見せてくれる。題名の『再出発』が実によい。大都会でチャレンジする姿も生で感じられた。 評価 ◎

「魔女見習いをさがして」

2020年の邦画アニメ。悩みを抱える若い女性3人が、それぞれ旅をしていて偶然出会い、テレビで見ていた漫画番組『おジャ魔女どれみ』の話題で意気投合する。共に旅をして、それぞれ里に帰ってからも交流が続き、お互いが自分を見つめ直していく前向きな成長ドラマ。大人の鑑賞に堪えるアニメだった。評価 〇

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