2022年09月

「LOVE LIFE」

新作邦画。題名は矢野顕子の同名の楽曲からきている。一見普通に見える若い親子3人の家庭で息子が突然事故死する。少年は母親の連れ子で再婚だった。両親は共に公務員で、妻は福祉関係の仕事を積極的にしている。そして初婚の相手は聾唖の在日二世の男で、息子の出生後突然姿をくらましホームレスの生活をしていた。息子の死で再会し、その後予想外の出来ごとが起きる。今年のベネチア国際映画祭に出品した。評価 〇プラス

「G.I.ジョー バック2リベンジ」

2013年アメリカ映画。昨日の続編。但しメンバーはすべて新しくなり(前作に活躍した兵士がすぐに死んじゃった!)驚かされた。悪のテロ組織コブラの陰謀を阻止すべくG.I.ジョーたちが活躍する。アメリカ大統領を科学技術でうり二つの男に替えた陰謀がユニークだった。まだまだ続く という設定だが、これ以上の製作はずっと後になる。 評価 〇

「G.I.ジョー」

2009年のアメリカ映画。人気フィギュアから派生したSF アクション巨編。悪の組織コブラと国際機密部隊G.I.ジョーとの対決を描いている。忍者姿の男や女性も入り乱れての攻防は面白かった。思わぬ拾い物だった。評価 〇プラス

 

「さかなのこ」

新作邦画。タレントのさかなくんの自叙伝的な原作を基に、女優ののんが彼のおいたちを綴っていく。小学生のミ―坊で個性をみせて、高校生のエピソードからおとなになってまで本当に破天荒ながら憎めない、護ってあげたくなるキャラクターを演じていた。但し演技的にはどうなの? と思ったりもした。評価 〇

 

「アキラとあきら」

新作邦画。池井戸 潤の同名小説の映画化。育ちも境遇も全く異なる二人の「あきら」が同じ銀行マンになって、それぞれ切磋琢磨して仕事をする。最後は一人のあきらの実家の会社の危機に対してもう一人のアキラが手助けをする というストーリー。骨太で引き込まれる話とイケメン二人の男優でビジュアル的にも成功している。 評価 ◎プラス

「ブレット・トレイン」

新作のアメリカ映画。原作は伊坂幸太郎氏の「マリア・ビートル」。それを大胆に変えて作ったノンストップ・バイオレンス・アクションコメディ。日本が舞台だがハチャメチャな設定で最初はどまどったが、それを超えるとハリウッドならではのエンタメが楽しめた。評価 〇プラス

「CUBE 一度入ったら、最後」

2021年の邦画。1997年の洋画「CUBE」をリメイクしたスリラー。目覚めると謎の立方体空間にいた男女6名。何とか知恵を絞って脱出を試みるが、様々なトラップと人間同士の葛藤なども絡んで決死のサバイバルの様子に変わる。果たして何人が外に出られるのか? でも終わりなき恐怖が続くので後味はよくなかった。 評価 〇マイナス

「テーラー 人生の仕立て屋」

2020年のギリシア映画。題名のように仕立て屋の青年が主人公。親の後を継いでテーラーになったが、今のご時勢と不況の影響でスーツを作る人は減っていた。店を差し押さえられた彼は屋台で営業を行う。門外漢のウェディングドレスの注文が入り始めは戸惑うが、それを作り次第に好評を得て注文も増えてる、、、。ある種の人情もので人間的にも成長していく様がほほ笑ましかった。 評価 〇

「偽りの隣人 ある諜報部員の告白」

2020年の韓国映画。1985年の軍事政権下の韓国・ソウルを舞台にした社会派サスペンス。自宅軟禁中の民主派の次期大統領候補(金 大中がモデル?)を盗聴する諜報員が主人公。候補者の政治理念や生き様を聞くうちに現政権の体制に疑問を抱き始める、、、。シリアスな中にもコメディ要素を交えて凄いエンタメになっていた。韓国映画の凄さをみた。 評価 ◎プラス

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