2022年04月

「女たち」

2021年の邦画。題名が漠然として、また仰々しい。田舎に住むアラフォー女性のこれまでの生き方と再生を見せている。主人公の女性は母親の介護に日々奮闘、ヘルパーとして自宅に派遣されていた男性と恋仲になったと思ったら裏切りにあう。さらに親友の死(自殺?)も加わり最悪の状況になるが、、、。そこからの脱出が始まる、、、、ポイントが少しズレていたかな?  〇マイナス

「グリーンランドー地球最後の2日間ー」

2020年アメリカ映画。ある日突然巨大隕石群が地球に落ちてきて普通の生活が一変してしまう。アメリカ政府はこの事態を想定して一部の国民たちにシェルターに避難する権利を与えていた。それに選ばれた一家3人のサバイバルを描いている。副題のようにわずか2日間の脱出劇で最後はグリーンランドまで行く。こんな現実が日本で起こるとしたら皆で死ぬしかないなあ。評価 〇

 

「大コメ騒動」

2021年の邦画。大正時代に富山県で発生し全国に広がった『米騒動』を題材にしたドラマ。コメの価格高騰で庶民の生活が困窮する中で、家族のために立ち上がった富山の女性たちの奮闘を描いていた。少しコミカルな部分もあったが、全体的にはシリアスで通していた。女たちの強さを感じた。評価 〇

「微熱少年」

1987年の邦画。今も活躍している作詞家:松本 隆の自叙伝的小説を自ら監督している。1965年の夏、音楽に熱中している学生を描いている。その当時の風俗や音楽に接して懐かしさもあった。皆若い時があり、それはほろ苦い思い出だ。それの延長戦に今の自分がいる。それを素直に認めたい。評価 〇プラス

「あのこは貴族」

2021年の邦画。キネマ旬報のベストテンで第6位になっている。東京に住む二人の女性のそれぞれの生き方を描いた小説の映画化。一人は名門のお嬢様、もう一人は地方から出てきた苦学生。それぞれの学生生活から結婚、就職など現代の女性像を浮き彫りにしている。二人の女優の役が逆のパターンも見てみたい。 評価 〇

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