2021年12月09日

「耳に残るは君の歌声」

2001年のイギリス=フランス映画。何と素晴らしい邦題であろうか?! 原題は『泣く男』といたってシンプル。この映画20年前の私の年間ベストテンの第1位にしている。久しぶりに見たが、やはり歴史を感じる世界観が素晴らしかった。ロシアに住んでいたユダヤ人の迫害を幼い少女を通して見せてくれる。時代に翻弄された過酷な運命に名作ミュージカル「屋根の上のヴァイオリン弾き」をも彷彿とさせた。ラストまで一気に見せてくれたテンポのよさも感じた。評価 ◎

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