2021年05月15日

「男と女 人生最良の日々」

2019年のフランス映画。名画「男と女」が製作されたのは1966年。その後の二人を何度か映画化されたが、今回はその究極の最期(?)の作品。53年後の現在を見せている。レーサーの男(ジャン・ルイ・トランティニャン)は老人施設に入って余生を送っているが時折夢うつつになっている。女(アヌーク・エメ)は、まだまだ元気で娘たちと商売をしている。結婚しなかった二人が久しぶりに出会うが、昔の話は時々かみ合わなくなっている。そんな年を経ての再会も決して悲惨ではないことを監督のクロード・ルルーシュは優しく見つめていた。 評価 〇

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