2020年09月

「ソアレ」

邦画の新作。小泉今日子がパートナーと制作をしているのが話題になっている。内容は今の若者の暴走(?)の話。和歌山を舞台に、役者を目指している男と老人施設で働く女性があることをきっかけに逃亡する3か月を描いている。退屈ではなかったが私にはsamethingがなかったなあ。 評価 〇

「守護教師」

2018年韓国映画。題名で何となく想像できるストーリー。女子高校生失踪事件の顛末を描くサスペンス。元ボクシングのチャンピオンが地方の高校の体育教師として赴任する。主役は私がファンであるマ・ドンソク。女子高校生の失踪と妻の拉致被害が偶然重なり、妻を救出すべく単独で事件の解明にあたる。問答無用に面白かった。評価 〇プラス。

 

「i 新聞記者ドキュメント」

2019年日本映画。題名の如く東京新聞の記者:望月衣塑子女史を追ったドキュメント。監督はこの分野で異彩を放つ森 達也。彼女に密着して日本社会が抱える同調圧力や忖度の実態を見せている。真実(?)の取材&報道が政府を中心に無視されていることも明らかにしている。今話題の菅官房長官も何度も出ている。 評価 〇プラス

「青くて痛くて脆い」

邦画の新作。大学生男女二人の話。周囲から浮いている二人がある時『世界を変える』という目標を掲げて個人サークル「モアイ」を作る。次第に人が増え注目されてきた時に、男性がサークルから離れる。そして3年後、彼は肥大化した「モアイ」をつぶそうとする、、、。題名の如く、青春の「青さ」と「痛さ」と「脆さ」を描いたサスペンス調のドラマ。それはお互いの意思の疎通の欠如と個人的な逆恨み・嫉妬からきているので、何とも言えない気まずさ&ほろ苦さが残った。 評価 〇

ページ上部へ