2020年07月

「セラヴィ!」

2017年フランス映画。本国で大ヒットしたコメディ。主人公は引退を考えている中年のベテラン ウェディング・プランナー。ある日17世紀のお城を舞台にした豪華絢爛な結婚式の依頼が舞い込んだ。彼はいつもどおり式を成功させようと完璧な準備をしたはずだったが、偶然そこに集まったスタッフは皆訳ありの問題者ばかりだった、、、、。自分の今後も含めて悩み多い中で式は始まった。ハラハラドキドキの展開に前半はいらだつが、さすがラストはハッピーな気持ちになった。 評価 ◎

「岬の兄妹」

昨年の邦画で問題作。社会の底辺で生きる兄と妹の不器用な生き方と過酷な運命を描いている。仕事を切られ無職になった兄は精神薄弱者の妹に春をひさぐ行為をさせる羽目になるが、、、、。時に笑えないユーモアがあり、余計につらい現実を感じた。評価 〇

「ドクター・ドリトル」

八ウッド映画の新作。題材はよく知られたドリトル先生の話。あらゆる動物と話ができるドリトルが病に臥せっている女王を救うために船で旅に出る話。それなりに家族で楽しめる。日本語吹き替え版で観た。評価 〇

「ルース・エドガー」

劇場封切りのアメリカ映画。題名は人名。ルースは高校生。幼い時戦場下のアフリカからアメリカに逃れ白人夫婦の養子となる。高校では成績優秀で人柄もよく皆から一目置かれている。しかし、その裏にアフリカでの暗い過去を引きずっていることを見抜いたのはアフリカ系の女性教師だけだった。その二人の静かな戦いが始まる、、、、。元々舞台劇だったようで会話一つ一つに味わいがあるが、心理描写など難解なところもあった。スッキリしない終わり方で、私は苦手だった。 評価 〇

「サラバ静寂」

2018年の邦画。近未来、音楽や小説などの娯楽が禁じられた日本を舞台にした青春ロードムービー。二人の若者がある廃墟で根絶されたはずの「音楽」に触れて魅了されていくが、、、、。発想は悪くないが、想定内の脚本で目新しさを感じなかった。残念。 評価 〇マイナス

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