2020年02月

「素敵なダイナマイトスキャンダル」

2018年の邦画。いまとなっては語り草になっている名物雑誌編集者:末井 昭氏の自己エッセイを映画化している。題名の如く実母が不倫の上でダイナマイトで心中した という強烈な体験をいつも口にしたようだ。学校を出て看板書きから雑誌の世界に入り、昭和40~50年代に大人のHな写真をふんだんに織り込んだ『写真時代』の編集長で一時代を画した。その隆盛期とその後の激動の顛末を描いている。本当にこのような人物が時代を動かしているのだろうなあ。 評価 〇

「ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密」

新作のアメリカ映画。長い副邦題だ。オールキャストによる殺人事件(?)に端を発する推理ドラマ。裕福な老人が密室で死んでいた。容疑者は家族や親族の多く。警察と探偵がそれを調査して真実をつきとめる。紆余曲折して謎は解き明かされるが、あの探偵は名探偵だっただろうか? 評判のよい映画だが、私にはそれほどの驚きもなかった。残念。 評価 〇

「おとなの恋は、まわり道」

2018年のアメリカ映画。空港で出会った男女の物語。キアヌ・リーヴスとヴィノラ・ライダー主演。二人は初対面から反発していたが、同じ友人の結婚式に列席することを知り1台のタクシーで会場に向かう。その後もいろいろとゴタゴタに巻き込まれながら近い関係になる。邦題がそれを表している。原題は『運命が決めた結婚式』。共になかなか意味深である。たた映画はもたもたしていてイマイチの出来だった。評価 〇マイナス

ページ上部へ