2018年10月

邦画「音量を上げろタコ!」

題名はこの後「なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!?」と続く。アナーキーなロック歌手と声の小さな女性シンガーの出会いと恋を描いているが、こりゃ小父さんには駄目だわさ。 評価2/5 △

「大好きだから」

2017年の韓国映画。交通事故で生死の狭間にいる主人公の男の話。その事故の時に近くにいた4名に彼の霊魂が乗り移り、それぞれの悩みを解消していく。そして最後には自らのこと~果たせなかった夢~に対しても、、、。ファンタジーコメディ。 評価3/5 〇プラス

「ルイスと不思議の時計」

ハリウッド映画。有名俳優を用いたダーク・ファンタジー作品だが、観客のターゲットが子供向けのようだ。よってそれなりには作っていたが、大人のの鑑賞にはチト辛かった。評価2/5 △

「日日是好日」

先月亡くなった樹木希林さんの出演作品ということで話題になっている。初めての「お茶の映画」ということでも、、。そんな前評判と裏腹に、素直に見られて妙に心に残る秀作だ。こんな静かな邦画っていいなあ。 評価4/5 ◎プラス

邦画「恋のしずく」

”ご当地映画”。酒の町・西条(東広島市)と広島市を舞台に、東京から実習のためにやってきたリケジョの女子大生が、日本酒の奥深さを学ぶと共に、自らの生き方の方向性を見つける という内容。普遍的なテーマで、偏っていないのがよい。酒蔵の親父さん役の故・大杉 漣氏の登場シーンには目頭が熱くなった。評価3/5 〇プラス

邦画「きみの鳥はうたえる」

この題名はザ・ビートルズの曲からきている。私も大好きな歌だ。映画の内容とは直接には無関係のようだが、奥深さが原作者にはあるのかも。映画はインディーズ系(低予算)で、函館を舞台に現代の若者の生き方と恋愛を淡々と撮ってあった。自分には合わない生き様ではあるが、それを暖かい目で見守るのも必要かな? 若手の俳優たちは魅力的だった。  評価3/5 〇プラス

「ワン・デイ 悲しみが消えるまで」

昨年の韓国映画。 事故によって昏睡状態に陥った女性と、その霊魂が彼だけに見えてしまう最近妻を失くした保険外交官との心の交流。ありえない設定のファンタジー作品だが、共感しながら観てしまった。盲目の女性が霊魂では世界が見えている というのもよかった。 評価3.5/5 ◎

「ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男」

凄く長い邦題で大袈裟かな? でも彼の決断がその後の世界によかったのは確かなようだ。今年のアカデミー賞で最優秀主演男優賞とメーキャップ賞を獲得したのは納得! あのゲイリー・オールドマンだとは最後まで解らなかった。昨年観た「ダンケルク」のまさに違う角度から見た世界だった。評価3/5 〇プラス

「タリーと私の秘密の時間」

アメリカ映画。もうすぐ3児の母になる主人公マーロ。出産後ベイビーと上二人の子どもを抱えててんてこ舞い。自分のことはさておいて大奮闘。その限界の時に「ナイトシッター」として夜にベイビーの世話をしてくれる若い女性タリーを雇うことになる。その後は実にスムーズに子育てができ、マーロも自分の時間を持てるようになる、、、。その後の展開は予想を超えていて疑問が残ったが、全体的には観て損のない小品となっていた。 評価3/5 〇プラス

「ウィンド・リバー」

アメリカ映画。題名はネイティブ・アメリカンの居留地の寒村の名前。寒いこの地である娘が死体で見つかった。それを捜査する女性のFBI捜査官と地元の猟師。そこで見つけたものは、、、。とにかく風景も内容も寒かった。でもサムシングがあった。  評価3/5 〇プラス

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