院長コラム

「木村家の人々」

1988年の日本映画。その後ブレイクした滝田洋二郎監督作品。昭和63年といえばバブルがはじけた時代。お金に執着する一家の生活を皮肉を交えて描いたホームコメディ。会社員の木村は妻と共に朝から『モーニングコール・サービス』『仕出し弁当』作りや『新聞配達』などの副業に精を出し、小金をため続けている。小学生の長女は同意して加わっているが、末の長男はそれに疑問を抱いている、、、。モーレツ家族の在り方を通して、当時(いや現在でも?)の世相を見事に斬っていた。評価 ◎

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