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院長コラム

「凍える追跡」

2017年フランス映画。地質学者の男の元に、別れた妻から息子が誘拐されたことが届く。警察とは別に、僅かな手がかりを見つけて雪の山岳地帯を一人で捜査する。わりと小さな話だが、誘拐の裏に人身売買や臓器売買の実態も隠されていて社会派サスペンスドラマになっていた。評価 〇

「復讐者のメロディ」

日本未公開の2018年ベルギー&フランス映画。仮出所した中年の男ダニーが保護観察下の元に安ホテルに住む。そこで生計のために様々なアルバイトをする。ホテルの女主人の一人娘とも顔見知りになる。ある夜その娘がドラッグ売人の男にレイプされ、ダニーに助けを求めた。手当した後彼はその売人に復讐するべく立ち上がる。ヒーローものとは一味違う現実路線で、ドキュメンタリータッチ。ただプラスアルファはなかった。評価 〇

「50回目のファーストキス」

昨年の邦画。ハワイを舞台に、日本人が織り成す恋愛喜劇。主人公の青年が一目惚れしたのは、交通事故の後遺症のために1日で新しい記憶が無くなる女性だった! その二人の恋の成就をコミカルに描いている。山田孝之と長澤まさみ主演。元はアメリカの2004年の映画で、うまく日本人に置き換えていた。評価〇プラス

「ミッドナイト・ランナー」

2017年韓国映画。題名から受ける予想と本編はかなり開きがあった。警察学校で知り合った育ちも環境も異なる二人の学生。ある時夜の街で偶然少女の誘拐事件を目撃したことから起こる騒動。コメディ要素も取り入れて好感が持てる作り方になっていた。酷い犯罪を題材にしながら友情の力を見せてくれて、本場韓国では大ヒットしたようだ。 評価〇プラス

「ミッドナイト・サン~タイヨウのうた~」

昨日書いた邦画「タイヨウのうた」のハリウッド・リメイク版。難病の少女とけがで水泳を諦めようとした青年の切ない話が中心になっている。邦画よりも約30分短くして、情緒よりも現象を重視した形に製作者たちの意図や国民性の違いを感じた。 評価 〇

「タイヨウのうた」

2006年の日本映画。太陽の光に当たるとその作用で命に係わる難病を持つ少女とノンポリの青年との儚い恋を描いた胸キュンの青春映画。少女の趣味は音楽を作って演奏することだった。映画になるシテュエーション満載であるが、それを真面目に撮っていて好感が持てた。昨年アメリカ版のリメイク作品が作られた。 評価 〇プラス

「犯罪都市」

2017年韓国映画。日本劇場未公開。実話に基づいた作品。少し前の時代、ある小さな町を二つの暴力団が仕切っていた。そこに中国から無鉄砲なやくざが来たことから起こる混乱。警察も特殊部隊(?)の刑事たちを使って制圧を始める という4つ巴の話。かなり厳しいシーンもあるがユーモアもあり何とか楽しめた。 評価 〇プラス

「愛がなんだ」

原作は角田光代女史の小説。28歳のOL山田テルコがふとしたことで知り合った田中 守にぞっこんになる。しかし、マモルの方はそれでもなく、そのうちテルコとは全く違うタイプの年上の女性に憧れる。さらにテルコの親友・葉子の恋も同様に一方通行気味で、、、という現在の若者の恋愛事情を描いた注目作。広島でも単館系としては大ヒットしているそうだ。ムーン おじ(い)さんには解らないのは仕方ないかな?!  評価 〇プラス

「マイ・ブックショップ」

2017年のイギリス映画。1959年のイギリスの海辺の小さな町が舞台。ここで「本屋」を始めた戦争未亡人が町の有力者の妻の圧力で町を去るまでを抒情的に映したドラマ。結局権力に屈したことになり、後味はよくなかった。評価 〇

「ヴィクトリア女王 最期の秘密」

なかなかの邦題だ。1887年イギリスのヴィクトリア女王の即位50周年の記念式の際に、当時支配下にあったインドから青年が訪れる。彼を気に入った女王は身近において、何かと相手をさせる。しかし、側近たちはそれをよく思わない。映画では当時の事情と女王の偏見のない純粋さをみせてくれる。実話に基づく話ということで興味深かったが、逆に想定内の展開でもあった。 評価 〇

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