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院長コラム

「万引き家族」

今年の初夏から話題になった映画で今でも続映されている。是枝監督らしい人間味あふれる作品で、今年の1本!だろう。日本人にとってこの題名はあまり良い響きとは言い難いが、内容をよく掴んでいて絶妙なタイトル といえよう。今年の収穫の邦画である。 評価4.5/5 ☆

「ブルーイグアナ 500万ポンドの獲物」

日本未公開作品。2018年イギリス映画。題名はダイヤの名前。このダイヤを巡ってのワルたちの攻防をコミカルかつオフビート感覚で綴った犯罪もの。ところどころ目を見張るアクションシーンもあるが、全体的にはイマイチ感だった。評価2.5/5 〇

「ホテル・ファテットへようこそ」

2017年のフランス映画で、日本未公開。WOWOWで見た。フランスの2大俳優の共演ということだが、映画の内容はどうってことのないようなお話で、退屈だった。これでは劇場公開もままならないのも納得だ。評価2\5 △

「斬、」

「ザン」と読む。江戸時代の末期の設定らしいが、政治的なこともなく、ただ片田舎で剣術を極めたいと願う若者を描いている。剣の達人と出逢って、人を斬ることの意味を知るが、、、。 科白が少なくてなかなか理解しがたい出来になり残念! 評価2.5/5 〇

「KUBO/ クボ 二本の弦の秘密」

2016年のアメリカ映画。日本を舞台にした時代劇アニメ。片目の少年が彼を守るサルとクワガタを連れて3つの武具を探す旅をする。そして宿敵である祖父たちを戦う。 と書くと堅苦しいが、日本の文化や風習さらに日常生活などを実に細やかに描いていた。その中心は三味線と折り紙という配慮も素晴らしい。評価4/5 ◎プラス

「あさひなぐ」

有名なアニメが原作のようだ。出演者も「乃木坂46」のメンバーが中心とのこと。小父さんには興味が薄い感じの映画だが、いわゆる「スポ根」もので、これは高校の「なぎなた部」が舞台。まあ普通の出来で特に腐すところもない。 評価2.5/5 〇

「チェイサー」

同名の映画がいくつか存在するが、これは2017年のアメリカ映画。原題は『誘拐』。目の前で幼稚園児の息子を誘拐された母親が執念で追いかけて連れ戻すまでの95分。オスカー女優ハリー・ベリー主演のサスペンス。カーチェイスを始め中々のドラマになっていた。 評価3/5 〇プラス

「家族のはなし」

邦画で、吉本興業が製作。 リンゴ農園の息子が東京でバンドをしているが、上手くいかずに、、、というストーリー。よくある話で特に腐すところもない。題名も含めて凡庸な出来。観客は私一人だった。 評価2.5/5 〇 

「ユダヤ人を救った動物園」

今年1月に劇場で観た邦画。題名の如く第2次世界大戦下、ポーランドで多くのユダヤ人を救った実話の映画化。動物園を経営していた夫婦の話。主人公を演じたジェスカ・チャスティンの体を張った演技が素晴らしい。ここでもナチスの将校を嫌な人間として描いていたが、しょうがないかな。 評価3.5/5  ◎

「しあわせな人生の選択」

2015年のスペイン・アルゼンチン映画。それぞれの名優が出ている。病気で死期の迫った中年俳優と彼に会うためにカナダからやってきた旧友との再会と最期の4日間を描いている。話は暗いが淡々と物語は進み、人生の最後をどう過ごすか、どう結末をつけるかなど真摯に見せてくれて静かな感動がある。これがスペイン映画界の最高の賞・ゴヤ賞を作品賞を含めて5部門で獲得したとは!? 文化の成熟度を感じた。評価3.5/5 ◎

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