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院長コラム

「ぼけますから、よろしくお願いします。」

既に昨年から公開されているドキュメンタリー映画。呉市に住む高齢の両親を数年追っている。娘としての「情」と映像作家としての「業」の間で迷いながらも冷静にカメラを回している姿が凄い。いまの日本の高齢化とそれに関する福祉の現状もよくわかる。あとは観客の近い将来の心構えの問題だろう。 評価 ◎

「犬ヶ島」

アメリカ映画だが、舞台は近未来の日本。ストップモーションアニメ。人間への感染の恐れからすべての犬を離島に追放する。その後それを施行した市長の養子の少年が愛犬を探しにその島にやってくる。現代を皮肉った風刺の映画で、随所に日本語や文字が出てきた。これが今年のアカデミ―賞でノミネートされたとは?!!  評価 〇プラス

「いぬやしき」

昨年の邦画。題名から「犬屋敷」で起こるホラー?と思ったが、全く違っていた。人気漫画が原作のようだ。うだつの上がらない中年会社員(その姓名がいぬやしき)が主人公。家でものけ者扱いされている。その彼と若い男が偶然公園で何者か(エイリアン?!)に拉致され、改造人間にされてしまう。若者はそれで得た力で世の中を破壊しようとするが、犬屋敷氏はそれを阻止すべく行動する。CGが凄いが殺伐とした気持ちになった。評価 〇

「となりの怪物くん」

2018年の邦画。勉強熱心の女子高校生と周囲から『怪物』とあだ名される男子の不器用な恋の行方を描いた青春学園ラヴコメディ。主役の菅田将輝(漢字が違っていてスイマセン)と土屋太鳳のコンビが新鮮だった。 評価  〇

「夜の浜辺でひとり」

2017年の韓国映画。アート系の作品で、一人の若い女性が異国で独り悩む姿を追っている。ベルリン映画祭で銀熊賞(女優賞)を獲得している。しかし、私には不倫スキャンダルで異国に逃れた女性の心の機微や葛藤が上手く伝わらず、ただ愚痴を言ってわき叫ぶ女性としか見えなかったなあ。残念。 評価 △

「サムライマラソン」

邦画。ユニークでインパクトのある題名だ。原作本は『幕末まらそん侍』。ある小藩で「とおあし(遠足)」なる15里(約56km)を走る催しが藩主の一言で開催される。それを謀反と勘違いし、またそれに乗じて藩を取り潰す作戦に出た幕府。まさにキャッチコピーの『行きはマラソン、帰りは戦(いくさ)』だった。しかし、面白さがあまり伝わって来ず、中途半端だった。外国人監督にも??  評価 〇

「バジュランギおじさんと、小さな迷子」

インド映画。パキスタンの5歳の少女がふとしたことで、インドに置き去りになる。インドの好青年のお蔭で少女の故郷まで700kmを旅する という人情噺。両国の国境を越えなければならないのを含めてエンタテインメントに上手く作ってあり、最後は感動の涙に頬を濡らしてしまった。とにかく少女が可愛かった。 評価 ◎

「アリータ:バトル・エンジェル」

アメリカ映画。久しぶりに3Dで観た。近未来天上の世界と汚染された下の世界に別れて人々は暮している。上からの廃棄物の中にアンドロイドの一部があり、それをある科学者が修理・復元した。それがアリータ。このサイボーグ少女の成長と闘いの第1章。制作にあのジェームズ・キャメロンが関与しているので、面白くないわけがない。続編にも期待がかかる。 評価 ◎

「洗骨」

邦画。題名はそのとおり、沖縄の離島・粟国島に残る風習である『洗骨』をテーマに、家族の絆や祖先との繋がり、生と死の営みなどを深く考えさせられる佳作。時には南方ならではのユーモアをまじえながらで、素晴らしい映画だった。評価 ◎プラス

「翔んで埼玉」

全く持って不可解なコメディ。東京を挟んで埼玉と千葉の争い、一体何なんだこれは?!  これで笑える若さ(馬鹿さ)もないなあ。それでも観にいった自分は誰?! 評価 △

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