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2019年6月

「ザ・ファブル」

邦画。この題名だけでは詳細不明だが、解る人にはわかるのかな? 『寓話』を意味する名前ファブルをもらっている伝説の殺し屋が主人公。そんな彼がボスから一年間殺しをしないようにと大阪の知人に預けられたが、それは組幹部がゴタゴタしているところだった。多くの濃いキャラクターが互いに覇権争うをしていて、ファブルはとても無事ではすまされなかった。コメディ仕立てでアクションも切れていたが、イマイチ現実感が乏しい分ノレなかった。 評価 〇

「ホワイト・クロウ 伝説のダンサー」

映画の冒頭この映画の主演であるダンサー ソ連生まれのルドルフ・ヌレエフの愛称が『白いカラス』だということが示される。彼の生誕から子供時代の様子、バレエを志したころから修業時代、そして初の海外の巴里公演と亡命までの3つをそれぞれ織り交ぜながら映画は進む。ダンスシーンはさすがであり、ヌレエフを演じた現役のダンサー:オレグ・イヴェンコもまた素晴らしかった。 評価 ◎

「50年後のボクたちは」

2016年ドイツ映画。少年が主人公。裕福な家庭ではあるが家にも学校にも居場所のないマイクは、同様にクラスの皆からも無視されている転校生のチックと知り合う。チックはモンゴル系の血も引いていて一見粗野で野蛮な不良に見える。そのチックとおんぼろ車で夏休み 冒険の旅に出る。二人は様々な人々と知り合い見聞を広めていく。その途中で訳ありのチェコの少女にも出会う。邦題はそこで3人が会話した内容から取られていて、なかなかの題名だった。原題は"Tschick"(チック)。心に沁みる青春映画だった。 評価 ◎

「女は二度決断する」

2017年ドイツ・フランス映画。テロで移民の夫と息子を失ったドイツ女性が主人公。爆破を仕掛けた犯人を見つけ裁判の証言台に立つ。しかし、証拠不十分として犯人の二人は無罪放免される。この不条理に対して彼女は一人で復讐する、、、というハードな内容。ラストは「あれでいいの?」と思ってしまった。拍子抜けの感もあったが、より現実的かもしれない。この演技で主役のダイアン・クリューガーはカンヌ国際映画祭で女優賞を獲得している。評価 〇プラス

「最低。」

2017年日本映画。AV女優として活躍している紗倉まなが書いた小説の映画化。AVに関わる3人の女性を主人公に、それぞれの生活での苦悩と葛藤そして成長、それらが互いに交差する運命までも描き出した秀作。、瀬々敬久監督の手腕も冴えていた。 評価 ◎

「X-MEN :ダーク・フェニックス」

シリーズ7作目。但しニュージェネレーション版としては4作目で最終編。2000年からのこのシリーズは好みのものだった。今回も楽しませてくれた。主要のキャストが2名欠けてしまっての終焉。これも仕方のないことだろう。全米ではあまりヒットしていないようだが、私は満足して至福の時間だった。評価 甘めで◎プラス

「パパは奮闘中!」

2018年のフランス映画。貧しいながらも一家4人で暮らしていた妻が突然失踪する。映画では妻の働き場でのストレスや病院通いを見せていたので観客には何となく解る。主人公の夫はオンライン販売の倉庫での悪条件の中で、労働者のリーダーとして忙しく働いている。その彼にとって、幼い子ども2人を残しての妻の家出はまさに青天の霹靂だった。仕事と育児に悪戦苦闘する父子をみせながら、現代で生きていく辛さを描いたフランスならではのペシミスティックなドラマ。でも明るくなるような未来も残されていた。 評価 〇

「メン・イン・ブラック インターナショナル」

地球にいるエイリアンたちを監視する国際組織MIBのエージェント2人が活躍するシリーズの久しぶりの続編。今回のエージェントの一人は新米の黒人女性。相変わらずの騒動に対するアクションで、定番の面白さがあるが、少し古い感じもした。気楽に観られる娯楽映画。評価 〇

「不能犯」

松阪桃李・沢尻エリカ主演。元はコミックのよう。他人の心を操って殺人を行うため罪に問われない男と、彼を捕えようとする女性刑事の攻防を描いている。不思議な能力~催眠術~を駆使して、人の悪の心を操る凄味に惹かれるものがあったし、CGの用い方も違和感なかった。結末は玉虫色というのも仕方ないかな。評価 〇プラス

「アメリカン・アサシン」

2017年アメリカ映画。『アメリカ人の暗殺者』で原題も同様。恋人を海岸でのテロ事件で失った青年が、自暴自棄の果てにCIAの中での暗殺グループに入って活躍する話。この手のアクション映画は、アメリカサイドの一方的な方向から見れば、それなりに満足できるが、違う方向からみると「それでいいのか?」という疑問を持ってしまう。もはやアメリカNO.1はトランプ大統領の発言だけで十分だろう。  評価 〇

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