院長コラム

「影 裏」

新作邦画で『えいり』と読む。芥川賞を受賞した原作本の映画化で、舞台は岩手の盛岡。そこのテレビ会社が全面バックアップしている。30歳の独身男性今野(綾瀬 剛)が主人公。そこに転勤して同じ年の同僚:日浅(松田龍平)と親しくなる。その半年後日浅が転職してたまにしか逢わなくなる。そして、東日本大震災が起きて日浅の行方がわからなくなる。彼の言葉「光の当たってない影の深いところに真実がある」がキーであるが、彼の真実は何だったのか? また心を震わす感動のヒューマンミステリー という触れ込みに私は納得&理解できなかった。残念。 評価 〇

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